癖というのは厄介なもので、やっている本人にまったく自覚はない。飲み会でモノマネのネタにされることが多い“アノ人”も、好きこのんで特徴的な言動をしているわけではないのだ。

そんな無意識の癖が、人に不快感を与えたり嫌われたりする原因になってしまうことがある。「悪い癖があるなら教えてよ〜」と言いたくなるところだが、他人の癖を指摘するのはそう簡単なことではない。

そこで、この記事では人に嫌われやすい無意識の癖について紹介する。自分の言動を省みて、気付かないうちに周囲に不快感を与えてしまっていないか振り返ってみよう。

■周囲に不快感を与える癖〜オフィス編〜

オフィスでの振る舞いは、その人の人望や評価に直結するもの。まずは、仕事のときに気をつけたい無意識の癖について紹介する。

貧乏ゆすり

会議中やデスクワーク中に貧乏ゆすりをする人は少なくない。視界の端でゆさゆさ足が揺れていると気になるし、イライラが伝染してきて非常に不快だ。貧乏ゆすりは本人が思っている以上に目立つため、気をつけたほうがいいだろう。

ため息

ため息にはリラックス効果があるため、仕事で行き詰まったときや疲れたときのリフレッシュ方法として有効だ。しかし、あまりにも大きなため息や頻繁なため息は、周囲で働く人の気持を重くしてしまうため注意が必要。ため息は、周囲に気づかれないようにひっそりとつこう。

舌打ち

仕事でちょっとしたミスをしたとき、舌打ちをしてしまう人は多い。舌打ちは聞いている人を不快にさせるだけではなく、本人のイメージを大きくダウンしてしまうリスクをはらんでいる。損しかない癖だから、今すぐやめることを推奨する。

Enterキーの音がやたら大きい

「カチャカチャカチャカチャ…ターン!!」と、オフィスで大きなEnterキーの音を立てていないだろうか。Enterキーの音が大きくなる理由には、「ストレスをぶつけている」「仕事しているアピール」など諸説あるが、どのような理由にせよ周囲を不快にすることには変わりない。周りは気が散って集中できなくなるため、心当たりがある人は今日から控えめにEnterキーを押すことを意識してみよう。

指を舐める

書類やビニールをめくるとき、ペロっと指を舐める癖がある人は要注意。本人はなんとも思っていなくても、不潔な印象を持たれてしまう可能性が高い。資料などがうまくめくれない人は、指サックや指を濡らすスポンジなどをデスクに用意しておこう。

腕組や足組み

腕組みや足組みは、「心のバリア」と言われている仕草。拒絶されている、距離を取られているといった印象を与えてしまうため気をつけなければいけない。商談の際はもってのほかだが、社内で上司や部下の話を聞く際も絶対に避けたいものだ。

■周囲に不快感を与える癖〜マナー編〜

プライベートシーンにも、注意したい無意識の癖はたくさん存在している。とくに、マナーに関係する癖は友人や恋人、家族との関係性を大きく左右するものだ。

ここでは、とくに気をつけたい癖を紹介する。

クチャクチャと食事する

一緒に食事をしている人がクチャクチャと音を立てると非常に不快だし、食事の味にまで悪い影響を与える。周囲からの目線も気になるため、「クチャラー」であるだけで関係性が壊れることも珍しくない。食事の際はもちろんのこと、ガムを噛むときなども注意しよう。

唾を吐く

喉がイガイガして唾を吐いてしまう男性もいるが、どのような理由があるにせよ唾を吐く行為はマナー違反だ。人前ではやらないという人も、普段から癖になっていると無意識に出てしまう可能性が高いためやめたほうがいいだろう。

おしぼりで顔を拭く

飲食店などのおしぼりで顔を拭いてしまうのは、年配の男性によくある癖。さっぱりして気持ちいいかもしれないが、見ているほうは恥ずかしいと思ってしまうものだ。店側も顔を拭くためにおしぼりを渡しているわけではないため、不快に思われるおそれがある。

人を指で指す

道案内など、いろいろな場面でついつい指を指してしまう癖はないだろうか。指差しは非常に失礼な行動なので、何気なくやってしまうと教養を疑われるおそれがある。手を開いて5本指で案内するのが正しいマナーだ。

■周囲に不快感を与える癖〜挙動編〜

最後に、日常の立ち居振る舞いで気をつけたい癖について紹介する。挙動は意外としっかり見られているため、日頃から意識しよう。

いつも髪の毛や顔をいじっている

ふとした瞬間、ついつい髪の毛や顔をいじっていないだろうか。頻繁に体の部位を触ると、「ナルシスト」「集中していない」「落ち着きがない」と思われるため注意が必要。耳をほじる、体を触った指の匂いをかぐ、なんて行為は論外だ。

大きな音を立てる

ドアを閉めるとき、物を置くとき、食事するとき…。何気ない日常生活の行動がうるさい人は気をつけた方がいい。大きな音を立てられると気が散ってしまうし、「気性が荒い人なのかな」という印象を抱かれてしまう。丁寧な所作とまでは言わないが、落ち着いてゆっくりと行動することを心がけよう。

口が開きっぱなし

口呼吸が癖になっている人や、考え事をしていると口が空いてしまう人は、不潔な印象やだらしない印象を抱かれているかも。いつもぽかんとしていると、なんとなく頼りなく思われるため、ビジネスでもプライベートでも損だ。口を閉じて鼻呼吸することを意識してみよう。

口癖がある

特徴的な口癖がある人は、決して珍しくない。ビジネスの場面で「あ〜」「え〜」と言ってしまったり、何か言われたときに「でも」「だって」と反論する癖があったりするときは、周りに不快感を与えているかも。

■無意識の癖を直せば大きく成長できる!

自分では気づきにくい無意識の癖。たかが癖だと思われるかもしれないが、ちょっとした行動が人の印象や評価を大きく左右するため、甘く見てはいけない。逆を言うと、悪い癖を直すだけで印象アップを狙うことだって可能なのだ。

癖は自分で気づけないものなので、家族や友人の協力を得ながら直すことが大切だ。勇気を出して「なにか気になる癖はない?」と聞いてみると、思わぬ指摘が飛んでくるかもしれない。

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