プログラミングが英語の羅列ばかりで理解できないと悩んでいないだろうか?

日常生活だけではなく業務効率を上げるための取組みでもデジタル化が進む昨今では、プログラミングさえ習得しておけばさまざまな場面で仕事に活かすことができる。

しかし、これからプログラミングを勉強しようと考えている大半の方は、難しいという印象を抱いているはずだ。少なくとも、すぐに理解できるとは思っていないだろう。

そこで本記事では、プログラミングが難しいと感じる理由、苦手意識を克服するための方法を詳しく解説する。興味がある方は、ぜひ最後までご覧いただきたい。

プログラミングを難しいと感じる5つの理由

最近では義務教育の学習領域でも必須となったプログラミングだが、もちろん一朝一夕ですぐに習得できるものではない。

とはいえ、実際に初心者からプログラミングを習得してそれを活かした仕事を就いている方は大勢いる。それなのに何故、難しいと感じる方が多いのだろうか。

プログラミングが難しいと感じる主な5つの理由は以下の通りだ。

  • 覚えることが多い
  • 事前準備が大変
  • エラーが多発する
  • 難しいという先入観
  • 難易度の高い言語を選んでいる

特にプログラミング初心者が難しいと感じやすい理由にフォーカスを当てた。以下の項目では、1つずつ詳しく解説していこう。

覚えることが多い

プログラミングはとにかく覚えることが多い。

基本的な言語のルールや文法はもちろん、実際に実務に活かそうと考えているのであれば日々更新される最新情報も追い続ける必要がある。

そのため、プログラミングを活かして仕事をしている多くの方も、日々勉強している。初心者の方はこの部分が抜け落ちているため、覚えることが多すぎて挫折してしまうのだ。

初心者が勘違いしがちな点として、言語の文法はルールをすべて覚えようとしているということが挙げられる。

プログラミングを習得するために覚えるべきことは多岐に渡るが、何もすべてを覚える必要は全くない。取捨選択しながら覚えるべき事柄を選んでいこう。

事前準備が大変

プログラミングは事前準備に手間がかかるため、そもそもの入りがハードルが高すぎるとして難しいという意識を多くの人へ植え付けてしまっている。

たとえば、最近流行しているオンライン英会話を学習したとする。その場合、事前準備として必要なのはオンラインで繋がれるパソコンやタブレットとネット環境だけだ。

しかし、プログラミングの場合はそうはいかない。

具体的にはメモリやストレージのスペックが十分なパソコンが必要であり、プログラミング言語や作りたい物に応じた開発環境を整えなければいけない。

開発ツールのダウンロードはもちろん、プログラミングを書くためのテキストであるテキストエディタも用意する必要がある。

また、基本的にプログラミングはさまざまなソフトやツールを活用しながら進めるため、その点でもハードルが高すぎて難しいと感じる方は多いだろう。

エラーが多発する

プログラミングはエラーが多発する点も難しいといわれる大きな要因だ。

コンピューターはプログラミングで指示されたことしかできない。つまり、1000行のコードを記載したとしても、たった1文字でもミスがあればエラーが出てしまうのだ。

初めてプログラミングしたコードでエラーが多発するというのは誰もが通る道だが、初心者はここで難しいと感じて挫折してしまうことが多々ある。

コードを見ながらスペルミスを1つずつ直していく作業は非常に骨が折れるため、自分には習得できないと諦めてしまう人が多いのだ。

しかし、プログラミングでエラーが多発するのはそこまで珍しいわけではない。

10年以上プログラミングを行っている熟練のプロでもエラーは出す。そのため、重要なのはエラーを出さないことではなく、そのエラーを解決するための道程だ。

難しいという先入観

プログラミング初心者は、勉強を始める前から難しいという先入観から苦手意識を持っている方も少なくない。

画面だけを見ながらカタカタと英語の羅列を記入する、専門用語が飛び交う職場で頭がいい人だけが働いている、複雑なルールを全て覚えている…

たしかにプログラミングにはこのような側面もあるかもしれないが、これらは初心者が誇大化してしまったイメージであるといっても過言ではない。

何十年もプログラミングを行っているプロであれば常に画面を見ながらコードを書けるが、多くの方はGoogleなどで調べながらコードを記載している。

常にわからないことがあり、最新情報が更新され続けていくため、プログラミングを習得してからもほとんどの方が勉強を続けているのが現状だ。

また、プログラミングは英語を使い記載していくため、英語に対する拒否反応から難しいというイメージを抱いている方も少なくないはずだ。

しかし、冷静に考えてほしい。誰でもインターネットで調べれば英語の意味はすぐにわかる。つまり、英語が得意・不得意は全く関係ないというわけだ。

難易度の高い言語を選んでいる

プログラミングの数は、一定数のユーザー数を抱えるものだけに絞っても250以上はあるといわれている。さらに、今現在も継続して増え続けている。

初心者がまずぶち当たる壁がここで、どのプログラミング言語を選べばいいかわからず、目標に合わせて適当に選んでしまう場合が多いのだ。

そのため、自分が気付かないうちに習得難易度の高い言語を選んでしまっていると、難しすぎると感じて挫折してしまう場合がある

まずは簡単なプログラミング言語を選び、ステップアップしていくのが重要だ。初心者におすすめとされる言語は以下の通りである。

  • JavaScript
  • PHP
  • Python

JavaScriptやPHPはホームページを作る際に使われる言語で、Pythonは初心者でも文法がわかりやすいので最初に学ぶ方がいいとされている。

もちろん自分の目的や目標に合わせてプログラミング言語は選ぶべきではあるが、まずは慣れる必要があるため、簡単なものから学習していこう。

プログラミングの苦手意識を克服する3つの方法

もちろん周知だとは思うが、プログラミングは簡単ではない。しかし、初心者が手も足も出ない程に難しいというわけでもない。

重要なのは、難しいから自分には習得できないという先入観を捨て、苦手意識を克服しながら少しずつ着実にステップアップしていくという方法だ。

プログラミングの苦手意識を克服する3つの方法は以下の通りである。

  • 明確な目標を定める
  • 学習を習慣化する
  • 難易度が低い言語を選択する

これはプログラミングに限った話ではないが、何でも苦手意識を抱えたままでは効率的にインプットすることはできないだろう。以下の項目で詳しく解説していく。

明確な目標を定める

苦手意識を払拭してプログラミングを習得したいのであれば、まずは現実的にクリアできる目標を定めることをおすすめしたい。

重要なのは“現実的にクリアできる”という点だ。もちろん、エンジニアとして働きたいなどの長期的な目標も重要だが、1つずつ階段を上がるための目標を必ず定めておきたい。

具体的な目標の選定方法は以下の通りだ。

  • Webサイトを作れるようにする
  • 簡単なアプリを開発する
  • 今週中に5つのコードの使い方を覚える

短期と長期の目標を明確化することで、自分が進むべき道も開かれる。

そもそもプログラミング言語は異なる特徴があるため、自身の最終的な目標が明確でなければ学ぶべき言語を選択することもできない。

Webサイトを作りたいのであれば“JavaScript”、組み込みシステムの開発は“C言語”、iOSでアプリを開発するなら“Swift”…

このように、自分がしたいことに応じて学ぶべきプログラミング言語は変わっていく。効率的かつ最短ルートでプログラミングを習得したいのであれば、まずは目標の選定が重要だ。

学習を習慣化する

プログラミングの勉強は習慣化することで効率化を図れるようになる。

苦手意識を克服したいのであれば、まずは“できる”という成功体験が重要だ。成功体験を実現するためには、まずは基礎からプログラミングの本質を学ぶ必要がある。

習慣化に必要な期間は平均で66日であるといわれているため、どれだけ難しいと感じて諦めようと思っても最低2ヶ月は継続して続けてほしい。

人間は習慣化することで今までは辛いと感じたことが苦ではなくなるため、まずは学習の習慣化を目指しながら、毎日コツコツと数分でもいいので触るようにしよう。

難易度が低い言語を選択する

1つのプログラミング言語を完璧に覚えるには約1000時間が必要だといわれている。

しかし、プログラミング言語の全てを覚える必要はそもそもなく、習得難易度が低い言語から覚えていけば、さらに無駄な時間を削減して効率化できる。

プログラミングが難しいと感じる理由でも、“習得難易度が高い言語を選んでいる”と説明した通り、初心者の方は言語の選択で間違えている場合が多い。

「AI技術を開発したい」「アプリを作りたい」などの希望はあっても、いきなり難しい言語を選択するのではなく簡単なものから始めるべきだ。

また、プログラミング用の環境を構築できないと悩む方も少なくないが、最近では環境構築が不要な言語も多くあるため、まずはそこから進めてみよう。

特におすすめしたいプログラミング言語は“HTML”と“CSS”だ。

いずれもWebサイトを作るために必須となる言語であり、少しでもプログラミング言語を勉強したことがあれば聞いたことがあるだろう。

Webサイトの構造を把握することができるだけではなく、文法も簡単で使い方が多くのページで公開されているため、使いやすく勉強の手間がかからないというメリットがある。

まとめ

プログラミング言語が難しいといわれる理由と苦手意識の克服方法を紹介してきた。

覚えることが日々増えていくだけではなく、先入観で難しいと感じてしまい、エラーが多発するという点から挫折してしまうことが多いプログラミング。

しかし、学習を習慣にして学ぶべきプログラミング言語を明確にできれば、初心者でも効率よく学ぶことができる。

プログラミングは簡単に習得できるスキルではないが、手も足も出ないからとすぐに白旗をあげる程に難しいスキルでもない。

難しいと感じる理由を把握した上で、苦手意識を克服できる方法を活用していただきたい。

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