近所のコンビニで働く青年について描いた漫画がSNS上で話題となっています。店長が店員を怒鳴り、店員の接客態度も悪いコンビニで働き始めた元気の良い青年。要領が悪く、店長に怒鳴られたことから、女性はそのコンビニに行かなくなりますが…という内容で「いい話」「会社に欲しい人材」「素晴らしい青年」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

このタイプの男子大学生に苦手意識…

 この漫画を描いたのは、イラストレーターのオキ エイコさん(31)です。2019年に「ダラママ主婦の子育て記録 なんとかここまでやってきた」(KADOKAWA)を出版。さまざまなウェブメディアで連載をする他、インスタグラムやブログでエッセー漫画を発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

オキさん「近くのコンビニに、人一倍元気な大学生のアルバイト店員さんが入ったのがきっかけです。実はそのコンビニ、それまでは接客がとても暗めのコンビニでした。このバイト君もその雰囲気にのまれてしまうと思っていたら、逆に店全体が元気になって活性化したんです! 何だかこちらまでハッピーな気持ちになったので、漫画にしました」

Q.これまで、この青年のようなタイプに対して、どのような印象を持っていましたか。

オキさん「元気な男子大学生、通称ウェイウェイ系男子(と私は勝手に呼んでいます)が周りにいない環境なので正直、苦手意識はありました。ただ、あいさつがしっかりできてニコニコ接してくれる人って、実際会うとすぐに引かれてしまいますね」

Q.このバイト青年から学んだことは何でしょうか。

オキさん「実はこのバイト君、高校生のときに某ファストフードでバイトをしていたそうです。私もそこで働いていたことがあるのですが、接客のイロハを効率よく勉強、実践できる教育システムが確立していると思うんです。それを思い出して、自分の子どもたちも、初めてのバイトはマ●クを勧めてみようと思いました(回し者じゃないですよ!)」

Q.接客業の方に、「こういうことがうれしい」「こういうことはやめてほしい」ということはありますか。

オキさん「接客業出身なので、やめてほしいことは偉そうに言えないですね。接客といっても、職種職場によってさまざまなので。本当に板挟みなんですよ、接客業って…(いろいろ思い出しながら)。ただ『こうしてくれるとうれしい』という点では、笑顔、あいさつ、クッション言葉など客である自分を歓迎している様子があるとうれしいです」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

オキさん「思っていたよりずっとたくさんの人から『すてきな店員さん!』『朝から幸せな気分になりました』というコメントを頂きました。コンビニのことを書いているのに、マ●クバイトについてコメント欄が花咲いたのも印象的でした(笑)普段から『ハッピーな気持ちで終わる漫画』にしたいと思っているので、とてもうれしい反応でした」