在宅ワークのイメージについて描いた漫画「在宅のお仕事は人と関わらなくていい?」がSNS上で話題となっています。子どもの小学校入学を機に会社を辞め、在宅ワークで、事務とイラストの仕事をしている女性。よく、「人と関わるのが苦手だから在宅ワークをしたい」と相談されますが、実際のところは…という内容で「同感です」「すてきです」「参考になりました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

在宅だからこそ意識することはたくさん

 この漫画を描いたのは、ほしはな(ペンネーム)さん(40代)です。イラストレーター、臨床美術士をしながら、日々の出来事などを漫画にしてインスタグラムで発表しています。漫画は約1年半前、自身の体験を整理するために描き始めました。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ほしはなさん「『人と関わるのが苦手だから在宅ワークをやりたい』という話をよく聞くようになり、必ずしもそうではないということを伝えたいと思い、描きました」

Q.コロナの影響で在宅ワークの普及が加速していますが、この流れをどう思われますか。

ほしはなさん「とてもよいことだと思います。最近はコロナの関係で、周りに在宅勤務の方が増えました。皆さん、このまま在宅でお仕事をしたいと言います。在宅勤務のスタイルが根付けばいいなと思っています」

Q.在宅ワークをする際に、一番気を付けていることは何でしょうか。

ほしはなさん「連絡や相談のメールをできるだけ早く返信することです。あと、子どもが休校になることもあったため、業務上の守秘義務は徹底して守るよう細心の注意を払って仕事をしていました」

Q.こんな失敗をしてしまったというエピソードがあれば教えてください。

ほしはなさん「今の仕事になってからは、皆さんのサポートのおかげで、ありがたいことに失敗はありません。それ以前は、業務上の失敗はないのですが、仕事選びの失敗はありました。例えば、事前に提示されていた金額から、イメージしていた収入と実際に仕事をした収入がかけ離れていたり、怪しいお仕事があったり…。

そういう意味で、仕事選びには少し苦労しました。特に、ネット上で依頼されるお仕事は、信頼できる取引先かどうか判別することが大切だと思っています。それもあって現在は、今在籍している会社とだけお仕事をしています」

Q.ほしはなさんが感じる、在宅ワークのメリットは。

ほしはなさん「自分や家族の体調や予定に合わせて仕事ができることです。あと、出勤しなくていいことは、とても助かる大きなポイントだと思います。出勤前の準備や通勤時間を使えることで、趣味や資格取得の時間を捻出できました」

Q.在宅ワークをしてみたいと考えている人にアドバイスをお願いします。

ほしはなさん「計画的に仕事に取り組める方、分からないことを積極的に調べる方、相手に細かい気配りができる方などが向いていると思います。プライベートと仕事の時間の区切りがつきにくいため、休憩や仕事をしない時間を意識的につくることも大切だと思います」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ほしはなさん「漫画を読んで『自分も在宅で働きたい、どうしたらいいでしょうか?』というご意見をDMで頂くことがあります。反響の大きさに驚いています」