自粛期間中に感じた子育ての楽しさを描いた漫画がSNS上で話題となっています。新型コロナウイルスの影響による自粛期間中、新たに何かをするわけでもなく、娘たち(6歳、4歳、1歳)を叱ってばかりの母親。「自粛期間に子育ての楽しさを改めて感じて」というメッセージを目にしてプレッシャーを感じますが…という内容で「私もプレッシャーです」「頑張るのも疲れますよね」「改めて気付かされました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

無意識のうちに感じていたプレッシャー

 この漫画を描いたのは、会社員のアーチノキー(ペンネーム)さん(30代)です。3児の母として子育てをしながら漫画を描いています。漫画は三女出産後の育休中に描き始め、現在はインスタグラムで育児漫画を発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

アーチノキーさん「『新しいこと』『特別なこと』をしなくても、みんなで笑って時間を過ごせることが大事だと思えたことがきっかけです。自粛生活や環境の変化で、自分も子どももストレスを抱えていた5月中旬に描きました」

Q.プレッシャーを感じるようになったきっかけはあったのでしょうか。

アーチノキーさん「育児サイトやSNSなどで『おうち時間を楽しもう』といった記事をたくさん目にするようになったことで、無意識にプレッシャーを感じるようになっていたと思います。SNSなどで『今日は特に何もしなかった』という投稿はあまり目にしないので、その影響が大きいと思います」

Q.この後、自粛期間はどうやって乗り切りましたか。

アーチノキーさん「このとき、みんなで大きな声で笑い合ったことは覚えているのですが、その後、どういうふうに自粛期間を乗り切ったか正直覚えていません。ただ毎日を乗り切るので精いっぱいでした…」

Q.自粛期間中、一番大変だったことは何でしょうか。

アーチノキーさん「娘3人の生活リズムが違うので、合わせることが大変でした。朝から遊びたい子、昼寝が必要な子、ご飯を早く食べたい子、外に出ないと夜眠れない子など…それぞれに母が欲しかったです…」

Q.自粛期間が終わった現在の状況を教えてください。

アーチノキーさん「子どもたちは友達と遊んだり勉強したり、刺激を受けて充実した一日を過ごしているようです。帰ってくると、その日あった出来事を話してくれます。本当に保育園と学校の先生方に感謝しかありません」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

アーチノキーさん「『私もプレッシャーを感じていた!』と共感してくださったり、『一緒に乗り切ろう』とエールをくださったり、皆さんのご意見に励まされました。また、『いろいろな気付きをもらえるのが親の醍醐味(だいごみ)』というご意見も頂きました」