まだ、ママのことを「ママ」と呼べない娘を描いた漫画「まさかの…」がSNS上で話題となっています。「ママ」と発音できず、ママのことを「パパ」と呼んでいる1歳の娘。ある日、ついに「ママ」と呼んでくれたと思いきや…という内容で「分かりすぎてつらい」「うちもそうです」「どんな顔をすればいいの…」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

一瞬で吹き飛んでいった感動

 この漫画を描いたのは、ムチコ(ペンネーム)さん(30代)です。普段は主婦として、子育てをしながら漫画を描いています。インスタグラムや、出産・育児漫画、エッセーが読める「ninaruポッケ」などで漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ムチコさん「幼い頃から、漫画のようなものはよく描いていました。インスタグラムで漫画を描き始めたのは、2019年6月からです。娘が赤ちゃんの頃、かなり孤独を感じており、そのとき、育児漫画に救われたのがきっかけです。孤独や不安を抱えている方々に『自分だけじゃないよ』と伝えたくて描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ムチコさん「以前、娘が私を『パパ』と呼んだことを漫画にしたことがあり、その続きを漫画にしようと思いました」

Q.アンパンマンを「ママ」と呼んでいることが分かった瞬間の気持ちを教えてください。

ムチコさん「感動がアンパンチにより、一瞬で吹っ飛んでいきました。もしかしたら、本人は『アンパンマン』と言ってるつもりかもしれないので、『違う』と全力否定することもできませんでした」

Q.現在、ママのことは何と呼んでいるのですか。

ムチコさん「前までは『パパ』でした。今は『ババ』になりました…」

Q.「ママ」と呼んでくれるように、何か工夫などはされているのでしょうか。

ムチコさん「夫のことは写真を見て『パパ』と言いだしたので、夫に私と娘の写真を撮るように頼んでいます(私の写真がほぼないことに気付いたため)」

Q.「ママ」と呼んでくれそうな兆候はありますか。

ムチコさん「発音は『ババ』ですが、本人は呼んでくれているつもりなので、そろそろ呼んでくれるのではないかと思っています。なので、それらしい呼びかけにはすべて返事しています!」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ムチコさん「『うちもアンパンマンをママと言った!』という、同じような体験をされた方が意外に多くてびっくりしました。『アンパンマンをママと思っている』という珍エピソードも聞けて大変面白かったです。いつもコメントで笑いや癒やしを頂いております」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ムチコさん「もう少し余裕が出てきたら、皆さんから頂いたコメントで、面白エピソードなどを漫画化していけたらなと思います。もともと、漫画化志望だったので、どんなジャンルでもご縁があればバンバン描きたいです」