家族旅行中に起きたハプニングを描いた漫画「夏の思い出」がSNS上で話題となっています。夏休み、車で家族旅行へ出掛けた一家。道中、車内が暑くなってきたので、三女が父親にエアコンを強くするように頼むと、父親は…という内容で「怪力?」「まさかのそっちが壊れるとは」「見えっ張りに爆笑」などの声が上がっています。作者の男性に聞きました。

思い出話をよくする母へ

 この漫画を描いたのは、もじゃ(ペンネーム)さん(35)です。インスタグラムで日々の出来事などを中心にした漫画を描いています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

もじゃさん「保育園の頃から、父親の影響で週刊の漫画を読んでいました。小学4年生の頃には、マンガ部というクラブに入っていました。ちゃんとした漫画を描いたのは6年生くらいだったと思います。きっかけは、当時連載していた『リーダー伝たけし!』という漫画で、クラスの男子が大笑いしながらその話をしているのを見て、自分もたけしのようなギャグ漫画を描いては友達に見せていたと思います」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

もじゃさん「『女帝シリーズ』としていくつか描いていますが、これらは全て母に向けて描いたものです。私が10代の頃、漫画家になりたいと言ったときも全く反対せずに応援してくれました。今は漫画とは違う仕事をしていますが数年前、インスタグラムにスワイプ機能がつき、これで漫画を描いたらどうかと始めたところ、運よくフォロワーが増えていきました。

最初は子育て系を中心に描いていたのですが『そういえば、自分の家族って変わってる』と思い、これらについて描こうと考えました。母は両親も亡くなり、妹も先に、そして、この時期に姉も亡くなりました。昔から思い出話をよくする母なのでその思い出を漫画にしたら面白そうだし、母も喜ぶかなあと思い、描くことにしました。今回の漫画もその思い出話の一つです」

Q.もじゃさんのお母さまは、漫画に登場するどの子ですか。

もじゃさん「真ん中にいる、ちぃという女の子です」

Q.お母さまは当時のパプニングについて何と言っていますか。

もじゃさん「笑いながら、『あの旅行はしんどかった』と言っていました」

Q.昔はエアコンを『エアーコンディショナー』と言っていたのですね。

もじゃさん「田舎の成り金なので(笑)」

Q.とてもユニークなご家族ですね。もじゃさんもしっかりと血を引き継いでいますか。

もじゃさん「母もそうですが、祖母や祖父の血を濃く受け継いでるんだろうなあと感じます。みんな調子乗りです。北斗の拳の牙一族並みの毛皮を着て運動会に参加する祖母や、岩を素手で持ち上げて庭を造ったりする祖父、そして、オネエがベビーシッターなど(笑)漫画のキャラにできそうですもんね。してますけど」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

もじゃさん「バカだなあ(笑)って感じのコメントを頂きました。まあ、その通りだと思います」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

もじゃさん「自分がそうだったように、漫画の持っている力は世代を超えると思うので、子どもたちに何かそういうことを教えたりする機会を持ちたいです」