お友達と衝突した息子の仲直りを描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、ちょっとした行き違いから、親友に「もう友達をやめる」と言われた年長の息子ハルくん。家族会議でパパとママが一緒に解決策を考えますが答えは出ず、数日後…という内容で「感動しちゃいました」「すごくかっこいい」「気持ちを伝えられてすごい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

息子のストレートな表現に感心

 この漫画を描いたのは、会社員のキタノ マヤ(ペンネーム)さんです。インスタグラムでは2人の息子の育児漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

キタノさん「2020年5月からです。育休からの復職がコロナ禍と重なり、ただでさえ久しぶりの仕事が家庭保育をしながらのテレワークとなり、毎日が事件の連続でした。友人とも会えない中で、どうにか発散する方法はないかと絵を描き始めたことがきっかけです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

キタノさん「息子の解決策にわが子ながらに感心してしまい、描き残しておきたいと思ったからです」

Q.親友のゴウくんとは、いつから仲良しなのですか。

キタノさん「年中からです。同じクラスになったことで仲良くなりました」

Q.ハルくんから、最初にこの話を聞いたときの心境は。

キタノさん「大好きなお友達とそんなことになり、本人も落ち込んでいた様子だったので私もつらかったです」

Q.「家族会議」は定期的に開かれているのでしょうか。

キタノさん「家族会議というのは大げさな表現ですが、夕食でその日の出来事を聞いています。夫とはいつも相談し合っていて、意見が食い違い、けんかになることもあります(笑)」

Q.仲直りまでの数日間、ハルくんはどんな様子でしたか。

キタノさん「仲良しのお友達と遊べないことは寂しそうでしたが、本を読むなど1人での遊びも嫌いではないので、これからどうなるのか?という感じでした」

Q.ハルくんが出した答えについて感想を教えてください。

キタノさん「ハルから聞いた状況がすべてではないので、いろいろな可能性を考えてアドバイスをしたつもりですが結局、解決に至ったのは、自分には思い付かないストレートな表現だったのでやられたなと感心しました。この気持ちはなくさないでほしいです」

Q.今後、ハルくんの悩みに対するアドバイスで心がけたいことは。

キタノさん「私自身、失敗することが苦手で、つい、先回りして止めたり、教えたりしてしまいがちです。でも、夫はいつも、『自分で考えて解決する力が必要』と言っていて、まさにこういう経験が大切だと感じました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

キタノさん「ハルの行動を褒めていただいたり、『よかったね』というコメントを頂いたりしました。また、同じように子どもの友人関係で悩んでいるというコメントには勇気付けられました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

キタノさん「これからも、子どもたちとの日々で印象的だった出来事を残していきたいです。その中で、見てくださる方に少しでも楽しんでいただけたらうれしいです」