子育て支援センターを利用したときの出来事を描いた漫画「支援センターデビューに失敗した話」がSNS上で話題となっています。長男が7カ月の頃、支援センターデビューをするか悩みながら、人見知りでなかなか行けなかった女性。しかし、同月齢の子どもを持つ友人からセンターのよさを聞かされ、ついに意を決しますが…という内容で「こういうママいますよね」「大変でしたね」「支援センター苦手です」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

ママ友がおらず、焦っていた当時

 この漫画を描いたのは、ぽにょこ(ペンネーム)さん(34)です。普段は主婦として、子育てをしながら漫画を描いています。インスタグラムでは、育児漫画を中心に投稿しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ぽにょこさん「2020年1月からです。育児日記など、子どもの記録をほとんど残していなかったので、子どもたちの成長を何かの形で残したいと思ったことがきっかけです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ぽにょこさん「初めての育児をされている方で同じような気持ちの方もいるのではないかと思い、漫画にしました。現在は3人の母になり、育児にも慣れてきたのですが、当時はママ友もおらず、いろいろと焦っていました」

Q.この後、どういう会話をされたのですか。

ぽにょこさん「ボスママには愛想笑いをすることしかできませんでした。初めての子だったので、ママ同士のコミュニケーションの取り方も分からず、これが普通なのかな…などいろんなことが頭を駆け巡っていました。話しかけてくれたママとも完全に話は途切れてしまい、立ち去られてしまいました」

Q.初対面で、踏み入った質問をされたときの心境は。

ぽにょこさん「子どもの月齢や離乳食のことなど育児についての質問はありがたかったです。育児の情報交換ができるかもとうれしく思いましたが、次第に、夫の職業や私自身のことなどを聞かれ始めて違和感を抱き、答える必要あるのかな?と疑問に思いました」

Q.この日以降、支援センターには行っていないのでしょうか。

ぽにょこさん「行っていません。私には公園の方が合っていたようです。支援センターでお友達ができる方もたくさんいますので、当時はうらやましい気持ちはありましたが、私は気軽に行って気軽に帰れる公園が好きでした」

Q.このことがきっかけで、考え方などに変化はありましたか。

ぽにょこさん「当時は自分だけママ友がいないんじゃないかと焦っていましたが、ママ友って無理して作るものではないのでは?と思い、『ママ友作ろう!』と思うことをやめました。公園で子どもと一緒に遊んでいると、その場にいるママと自然にお話しするようになり、何度か会うようになると自然といろんなことを話すようになるので、『早く仲良くならないと!』と焦らないことが大切だなと思いました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ぽにょこさん「同じように『支援センターになじめずにいた』という方がたくさんおり、私だけじゃなかった!と安心しました。『無理してまで行く必要はない』というコメントも多く、やはり、人によって合う合わないは違うんだなと思いました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ぽにょこさん「ようやく、インスタグラムを見てくれる方ができ始めたので、これからも滞ることなく育児漫画を更新していきたいです。育児だけでなく家族のこと、夫婦のことや私自身のことなど楽しいエッセー漫画を描いていきたいです。本当に絵が苦手なので、もっと練習しなければなと思っています」