“ゴミ捨て”に関して息子に正論を言われた出来事を描いた漫画「母の立場」がSNS上で話題となっています。テーブルの上にお菓子のゴミを置きっぱなしにしていた4歳の息子。それを見た母親は「食べたら、ゴミを捨てなさい!」とガミガミ叱りますが、息子の答えは…という内容で「ぐうの音も出ない」「思わずハッとしました」「私も反省します」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

正論、でもちょっと生意気

 この漫画を描いたのは、イラストレーターを夢見る主婦のぷにまあむ(ペンネーム)さんです。インスタグラムで息子、プニ太くんの育児エッセー漫画や夫婦の日常漫画などを発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ぷにまあむさん「息子の冷静な返しにハッとさせられましたし、正論でありながらも、ちょっと生意気(へりくつ?)な返しができるようになったことが面白かったからです」

Q.ゴミを捨てずに怒ることはよくあるのですか。

ぷにまあむさん「はい、あります。息子にだけではなく、旦那にもよく怒っています」

Q.いつもは叱られても反論しないのでしょうか。

ぷにまあむさん「素直に聞くか、『ママが捨ててよ〜お願〜い』みたいな返しでした。反論したのはこれが初めてだと思います」

Q.「正論」を言うようになったのは何歳ごろからですか。

ぷにまあむさん「4歳になってからだったと思います。この漫画のエピソードの他にも、私が『どうしてこんなにかわいいの? このやろっ』と言ったら、『このやろうって悪いお口だから、言ったらいけないんだよ?』と注意されたことがあります(笑)」

Q.息子さんの反論は、自分が普段言われていることなのでしょうか。

ぷにまあむさん「恐らく、私が旦那に言ったことからきていると思います。息子を叱るとき、旦那は大したことでなくても初めから言い方がキツすぎるときがあるので、『もうちょっと優しく言ったら?』とよく注意していました。まさか自分に返ってくるとは…」

Q.息子さんに指摘されたときのお気持ちは。

ぷにまあむさん「素直に『本当だ! そんな言い方しなくてもいいね。ごめん』と思ったので、そのまま伝えて謝りました」

Q.その後、注意の仕方は変わりましたか。

ぷにまあむさん「以前に比べ、初めからガミガミすることなく冷静に言えるようになったとは思います。そして、息子に『優しく言ってるうちにやめなさいよー?』とも伝えています。ですが、だいたい言うことをすぐ聞かないので、段階を踏んで、最終的にガミガミすることになります(笑)

『ママだって叱りたくないし、プニ太も叱られたくないでしょ? だからスッとやろうね! そしたら、お互いいい気持ちだよね』など、われながらいい伝え方をしていると思うのですが、それでもなかなかすんなりいきません」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ぷにまあむさん「子育て中のお母さんたちからの共感がすごかったです。『優しく言いたいけど、毎日のことだから、何回言えば分かるのっ?!ってなっちゃう』『毎日毎日同じこと言ってると、またあ!と思って怒っちゃうんだよね(涙)』など。ガミガミしたくてしているお母さんなんて、いないんですよねえ…みんな同じ悩みを抱えて、毎日頑張っているんだなあと思うと私も頑張れます」