年齢とともに変化した買い物時の心境を描いた漫画「歳をとって変わった“恥ずかしさ”」がSNS上で話題となっています。1人暮らしを始めた頃、スーパーで半額品ばかり買うことに多少の恥ずかしさを感じていた女性。しかし、だんだん恥ずかしい感覚もなくなり、現在は…という内容で「自分を褒めたくなりますよね」「うれしさ分かります」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

家計簿をつけ始めて、さらに満足感が…

 この漫画を描いたのは、カマタミワ(ペンネーム)さんです。イラストレーター、漫画家として活躍しています。これまでに、長年にわたる1人暮らしの悲喜こもごもを漫画にした書籍「ひとりぐらしこそ我が人生」「ひとりぐらしも極まれり ひとりぐらしもプロの域」(いずれもKADOKAWA)などの「ひとりぐらしシリーズ」を手がけています。インスタグラムやブログなどで随時漫画を更新しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

カマタミワさん「小学生の頃からノートに漫画を描いていて、将来は漫画家になりたいと思っていました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

カマタミワさん「1人暮らし歴20年超なのですが、日記をつけるのが趣味で、1人暮らしを始めた頃からつけ始めました。今までの日記を読み返していて、『そう言えば、最初の頃はこう感じてたなー、今はむしろ誇らしいけど(笑)』と思い、面白く感じたので漫画にしてみました」

Q.どれくらいたった頃から、満足感の方が勝るようになりましたか。

カマタミワさん「3年目くらいからはもう何とも思わなくなりました。家計簿をつけ始めた7年目くらいからは倹約した分が数字で実感できるようになって、満足感が爆上がりしました!」

Q.半額品を買えたときは、どんな心境になるのでしょうか。

カマタミワさん「『倹約できた!』という満足感でいっぱいです! 昔は安くて量があるものなどの半額品を選んでいましたが、現在はちょっと高級で量も控えめなお総菜の半額品を選ぶようになりました。『定価では買えないなあ』というものを食べてみることができるので、半額のおかげで『経験』も買うことができ、より楽しくお得に感じています」

Q.半額品を買うために実践していることはありますか。

カマタミワさん「以前はシールを貼り始める時間に、人波にもまれて買う元気があったのですが、今はもう体力がないので(笑)その時間には行きません。かと言って、閉店間際だともう商品が残っていないので、シールの貼り始め〜閉店のちょうど真ん中くらいの時間を狙って行くようになりました」

Q.この他、若い頃と感覚が変わったと実感することは。

カマタミワさん「半額の話とも共通するのですが『○○って思われるかも、恥ずかしい』という意識がなくなってきて、『誰も見てないよね』と思うようになりました。若い頃から1人行動は平気でしたが、今はさらに平気になり、1人ディズニーをやってみたいなーと思っています。ただ、今年くらいから、うっかり外で独り言を言ってしまうことが…人の目を気にしなさすぎるのもやばいと思うので、気を付けようと思います…」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

カマタミワさん「1人暮らしの人、家族と暮らしている人に関係なく、『分かる』というコメントをけっこう頂いてうれしかったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

カマタミワさん「ずっと言っていて、有言不実行になってしまっているのですが、フィクション漫画を描きたいです…でもその前に漫画を描くのがそもそも遅くて、ブログもインスタグラムも更新が止まりがちなので、描くスピードを上げたいです」