息子の幼児ならではの“言い間違い”を描いた漫画がSNS上で話題となっています。ラムネのことを「まめめ」と言っていた、間もなく2歳になる息子。それをかわいらしく思っていた母親でしたが、ある日、息子がラムネを食べたいと言いだし…という内容で「賢い」「優しい息子さん」「めっちゃかわいい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

言葉の早さに親がついていけず…

 この漫画を描いたのは、主婦のしいな(ペンネーム)さん(33)です。インスタグラムで4歳と2歳の息子の育児漫画などを発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

しいなさん「インスタグラムを始めたのは2020年9月からです。以前から、インターネットで子育てのイラストや漫画を見るのが好きで、いつか自分もやりたいと思っていました。育児でバタバタしていましたが、次男が少し、ゆとりを持って見られるようになったのを機に始めることにしました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

しいなさん「次男はラムネが好きなのですが、去年の夏から、ラムネのことをどうしてか『まめめ』と言い始めました。それがかわいくて、私も次男の前ではずっと『まめめ』と言っていたのですが、2歳を前にしてこの漫画のようなことがあり、とても驚きました。そのときの衝撃を漫画で残そうと思い、描いた次第です」

Q.今まで、言い間違いは直さずにいたのですか。

しいなさん「言い間違いをかわいく感じて、あえてそのままにしていました(笑)」

Q.「まめめ」と言い直したとき、息子さんはどんな表情だったのでしょうか。

しいなさん「特に表情は変わってなかったと思います。しくじったとか、しまったとか、そんな顔ではなく、『あっ、そうだった』くらいの顔でした」

Q.「まめめ」と言い直した息子さんを見て、どんなお気持ちでしたか。

しいなさん「ラムネと言ったことにも衝撃でしたが、その後、言い直したのを見て、『あれもしかして、“まめめ”と言うと私が喜んでいたから気を使っていた…?』と、驚きと申し訳なさを感じました。よく考えれば、あれだけ話せる次男が『ラムネ』と言えても不思議ではないですよね」

Q.この後、幼児語を直すようになったのでしょうか。

しいなさん「幼児語を使うことがもはや習慣になっていたので、私自身はあまり変わっていないのですが先日、次男に『ぶーぶ』と言ったら『くるま』と直され、夫が『まんま』と言ったら『ごはん』と言って食べていました。長男がいるからかもしれませんが、次男の言葉の早さには本当に驚いています。親の方がついていけず、まだ幼児語を使っている始末です」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

しいなさん「『1歳(正確には、2歳直前)でこんなに気を使えるなんてすごい』『まめめがかわいい』という声をたくさん頂きました。また、成長を感じつつも、まだまだ幼児語を話してほしいと思う私のエゴに共感の声も頂けて、自分だけではなかったとうれしく思いました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

しいなさん「当面は引き続き、息子たちや夫との日常を描いていきたいと思います。私が子育てで行き詰まっていた頃、他の方が描いた育児漫画を読んで、時に共感し、笑い、励まされました。子どもとの暮らしは大変なことも多いけど、その大変さすら、見方によっては面白い。そんなことを発信していけたらと思っています。私は絵を描くことが好きなのでもっとスキルを磨いて、いずれは絵本を作ってみたいです」