息子にショックな言葉を言われた出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、今までやりたがらなかった歯磨きを「自分でやる!」と言いだした4歳(当時)の息子。「仕上げはママがするから、終わったら言ってね」と伝えると、少したった頃…という内容で「傷ついちゃいますね」「成長はうれしいけど気持ちが追いつかない」「手のかかる今を大切にしたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

インパクトある言葉にショック…

 この漫画を描いたのは、主婦の、さんママ(ペンネーム)さん(30代)です。インスタグラムでは、息子ちょろくんの日常を漫画にして発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

さんママさん「2020年2月からです。幼稚園の先生から聞く、園での息子の話があまりにも印象的で、ママ友から『育児漫画にできそう』と言われたのがきっかけです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

さんママさん「自分の中であまりにも衝撃的な出来事だったので、日記として残しておきたいなあと思ったからです」

Q.この言葉を聞いたとき、どのようなお気持ちでしたか。

さんママさん「言いたいことの真意は分かってはいましたが、言葉自体にインパクトがあったし、4歳でこの言葉を言われると思っていなかったので少しショックでした」

Q.言葉の真意が分かったときのお気持ちを教えてください。

さんママさん「真意自体は想像がついていましたが、ちゃんと本人の口から、『違う』と言われたときはホッとしました」

Q.息子さんが「ごめんね」と言ったときは、どう感じましたか。

さんママさん「言葉の強さというか、重みのようなものを感じさせたかったとはいえ、ちょっと意地悪に言い過ぎたかなあと反省しました」

Q.その後、この言葉は使わなくなりましたか。

さんママさん「一切言わなくなりました。『仕上げしなくてもいいね』など違う言い方をするようになりました」

Q.いずれやってくる反抗期や巣立ちに備えて、心構えはできていますか。

さんママさん「他の投稿でも描いていますが、自分の反抗期に母に対して悪態をついたとき、母が『こんなこと言うようになって! 成長したんだなあ』と感じたと大人になって聞かされ、母の懐の大きさを感じたことがありました。自分もそんなふうに思える心の余裕が持てたらいいなあと思っています。もちろん、あまりにもひどいときは激怒すると思いますが(笑)

自分自身はやりたいこと、行きたい場所など自由にさせてもらって、とてもいい経験になりました。それが自分の軸を作るものになったという思いがあるので、子どもにも同じように、いろいろなことを自分で考えて体験してほしいと思っています。寂しいとは思いますが、ある程度の年齢になれば、『どうぞ巣立ってください』と今から思っています」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

さんママさん「皆さん、言葉の強さに衝撃を感じておられました(笑)でもこの一件で、私も皆さんも、いつか来る子離れ、親離れを意識して今を大切にしたいと思うようになりました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

さんママさん「今後も息子との日常や成長を描いていきたいです。描くことで改めて感じることや考えさせられることがあると思うので、こういう日常を大事にしたいと思います」