息子の成長に感動した出来事を描いた漫画「小さな救世主」がSNS上で話題となっています。土曜日の明け方、おしっこがしたいとママを起こそうとする3歳の娘あにゅちゃん。起きたくないママは1人でするよう促しますが、あにゅちゃんは嫌がり…という内容で「すてきでかわいすぎます」「お兄ちゃん偉い」「ただただ共感」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

息子が神様のように見えた瞬間

 この漫画を描いたのは、ムスカリ(ペンネーム)さん(33)です。普段は主婦として、4歳の息子と3歳の娘の子育てをしながら、インスタグラムに漫画を投稿しています。また、ブログ「ムスカリESSAY」も始めました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ムスカリさん「幼少期に『セーラームーン』『ウェディングピーチ』が放映開始され、少女漫画の沼にハマりました。2作ともキャラクターデザインを只野和子さんが担当しており、絵柄が大好きで参考にしていました。その後は漫画から離れてしまったのですが、昨年、夫が私が昔描いた漫画を発見し、『好きなことをもっとやってみたら』とタブレットとペンシルをプレゼントしてくれました。20年ぶりに絵を描いています」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ムスカリさん「私は朝がとても弱いのですが、まさか、息子が助けてくれるとはこれっぽっちも思っていなくて…息子が神様のように見えたからです(笑)子どもたちの成長を特に感じた出来事でした」

Q.娘さんのトイレで夜中に起こされることもあるのですか。

ムスカリさん「おむつが外れた3歳0カ月ごろは明け方に起こされることが週1〜2度ありましたが、以降はありません。寝る直前にトイレに強制連行しています」

Q.昼間は1人でもトイレができるのでしょうか。

ムスカリさん「トイレの電気スイッチにあと5センチ身長が足りず、電気だけつけてあげています。背が伸びるのが待ち遠しいですね」

Q.頼れるお兄ちゃんですね! きょうだいは普段から仲良しですか。家ではどんな遊びをしているのでしょうか。

ムスカリさん「4歳、3歳と年子ですが、よく遊ぶので仲良しだと思います。お兄ちゃんに『お兄ちゃんなんだから』『男の子なんだから』という声掛けをしないよう心掛けてはいます。プレッシャーが掛かったり、妹へのジェラシーや恨むような気持ちを持たせたりしたくないという思いからです。家ではポケモンごっこが9割です。妹が言葉を話し始めた2歳ごろから、2人でよく遊ぶようになり、育児も劇的に楽になりました」

Q.お子さんの成長はうれしいものですね。他に成長を実感した出来事があれば教えてください。

ムスカリさん「妹が絶賛イヤイヤ期なのですが、兄の言葉には耳を傾けることが多いです。兄が『水色の服もエルサみたいでかわいいよ』と言ったら着替えてくれたり、『一緒に幼稚園行こう』と言ったら靴を履いてくれたり。大変助かっています」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ムスカリさん「『何度読んでもすてきです』『じーんときます』『お兄ちゃんイケメン』『子どもってお母さんを助けてくれるんだね』など育児の大変さと醍醐味(だいごみ)に共感していただけたことがうれしかったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ムスカリさん「引き続き、インスタグラムやブログで子育ての楽しさや生活の機微を発信したいです。また、それ以外のテーマでも長めの連載を描いてみたいです。ブラック企業に勤めた話など(笑)」