美容室に行ったときのあるあるを描いた漫画「美容室で気を遣ってしまう瞬間」がSNS上で話題となっています。美容室に行ったとき、自分の意見が言えずモヤモヤすることがある女性。「○○要りますか?」と聞かれて全部断ったり、スマホが見たいのに話したり…という内容で「めっちゃ分かります」「私もよく失敗します」「美容師なので参考にします」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

美容師さんの意見も知りたかった

 この漫画を描いたのは、主婦兼イラストレーターのしろみ(ペンネーム)さんです。インスタグラムのほか、napbiz公式ブロガーとしてブログ「しろみのへなちょこ奮闘記」でエッセー漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。 

しろみさん「過去のさまざまな経験を自分の中にため込むのが苦しくなり、カウンセラーのすすめもあって、不特定多数の人に話を聞いてもらおうと思い、文章のみの投稿でインスタを始めました。

趣味の絵も載せるようにしたら、『もっと絵を見たい!』とたくさんのお声を頂き、2021年3月から、漫画形式の投稿もするようになりました。私の話は毒親や意地悪な同僚など重い内容のものが多いので、文字だけでなくイラストを使って、できるだけかわいく伝えたいという思いがあります」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

しろみさん「友達に『そんなところまで気を使ってるの?』『そんなことまで考えてるの?』と言われることが多く、自分でも『人と感覚がずれてるんだなあ』と思う経験をイラストにしているのですが、フォロワーさんからは『私もそう思ってしまうので、同じ人がいてよかった』という感想を結構頂きます。

今回も同じ感覚の人がいたとしたら、『私もそうだよ!』と伝えたかったこと、また、『こんな客のことを美容師さんはどう思ってるんだろう?』と、美容師さん側の意見も知りたかったので投稿しました」

Q.美容室や美容師さんは、いつも変えているのですか。

しろみさん「『この店のこの人!』と決めています。他のお店を開拓するのがおっくうなのと、私の髪質を把握してくれているので、毎回伝えなくて楽チンなので…それと、違う店に行ったとバレたら何だか気まずい気がして、他のお店にはなかなか行きません」

Q.美容室はどれくらいの頻度で行っているのでしょうか。

しろみさん「最近は半年に1回ぐらいです。昔は美容院に行かせてもらえなかったので、自分で髪を切ってしまう習慣がついてしまい、自分で15センチ以上、バッサリ切ったりしてしまいます。別の投稿にも書いたのですが、毛量が多いのに美容師さんがあまりすいてくれないので、つい、自分でやってしまうこともあります(笑)

半年に1回の美容室は髪を切ってイメチェンというよりは、トリートメントをしてもらって、毛先を整えてもらうメンテナンス感覚で行くことが多いです」

Q.毎回の「反省点」は次回に生かせているのですか。

しろみさん「生かされていると思います。特に髪型の注文では、最近は細かいニュアンスを伝えられているという気がしています。自分でも、参考画像選びが得意になっている気がします」

Q.美容師さんには、どのような接客をしてもらうのが快適でしょうか。

しろみさん「割と多いのが『切り過ぎ問題』なので、切る前に『ここら辺で切っても大丈夫ですか?』などと再確認をしてもらえるととてもありがたいです」

Q.美容師さん一般に理解してほしいこと、変えてほしいことは。

しろみさん「スマホの画面をめちゃくちゃのぞき込んで、それに関する話題を振ってくるので、それはやめて!と思います(笑)あとは、私が潔癖症のせいなのかもしれませんが、自分の頭や顔をかいたり、触ったりした手で髪を触る方が多いので、地味にすごく気になっています…」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

しろみさん「やはり、共感していただけるコメントがとても多かったように思います。逆に『そんなこと考えたことなかった!』という意見もありました。また、美容師さんからもコメントを頂き、『ここはそんなに気を使わなくていいですよ!』『こうするとこっちもうれしいです』などアドバイスも頂けたので、ぜひ、今後の参考にさせていただこうと思いました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

しろみさん「『育児系の漫画をもっと見てみたい』『毒親に育てられた人がどんな感じに育児しているのか気になる』というお声を頂いているので、育児や日常の漫画を描いていければと思います」