映画「星空のむこうの国」で主演を務める俳優の鈴鹿央士さん。同作は、高校生の昭雄(鈴鹿さん)は2カ月間、夢で見続けていた理沙(秋田汐梨さん)と出会います。理沙はある約束を果たすため、別の世界に生きる昭雄のことを呼び続けていて、そんな彼女の純粋な思いが昭雄を呼び寄せます。ひかれ合う昭雄と理沙ですが…小中和哉監督の劇場長編デビュー作のセルフリメーク作品です。

 オトナンサー編集部では、鈴鹿さんにインタビューを実施。オリジナル作品の感想や理想の俳優像などを聞きました。

全力で自転車 「もっと速くできますか」

Q.オリジナル作品はご覧になられましたか。

鈴鹿さん(以下敬称略)「台本を読んでから見たのですが、時代は変わったんだなと思いました。今回撮るものはセルフリメークだけど、新しい作品として撮りますと言われていたので、僕もオリジナルと思わず、一つの作品として見ました。いい意味で手作り感があり、面白かったです」

Q.台本はいかがでしたか。

鈴鹿「地球と地球がぶつかるシーンもあるのですが、映像になったらどうなるのか、考えながら読みました。でも、想像ができないくらい壮大なものになっていました」

Q.現場に入って、考えが変わったことはありますか。

鈴鹿「現場に入る前は、昭雄はこういう人かなと考えていました。撮影をするうちに役が染み込んでいったので、そこからはあまり考えずに演じてみました」

Q.演じてみて、似ているなと思うところはありましたか。

鈴鹿「そんなに似ていないと思っています。昭雄はサバサバしていますが、僕はもっとゆったり過ごしているから、自分にない感じの人でしたね」

Q.小中監督から要望はありましたか。

鈴鹿「昭雄の行動する理由を考えてほしいと言われました。理沙と出会って、こんな行動したら喜ぶのかなとか、いろいろ考えたと思います。そういうところを考えながら演じました」

Q.撮影で大変だったシーンはありましたか。

鈴鹿「自転車や走るシーンは大変でした。カメラとの距離を一定に保たなければいけません。全力でこいでるのに『もっと速くできますか』と言われたりしました」

Q.今作での一番の挑戦を教えてください。

鈴鹿「動きながら何かするシーンが多かったので、セリフと動きのタイミングや強さのバランスを考えるのが難しかったです。調整しながら演じなければいけなかったので、バランスを取ることが挑戦でした」

Q.劇中のように別の世界があるとしたら、行ってみたいですか。

鈴鹿「怖くて行きたくないです。並行世界で自分がどうなっているか分からないですが、多分、俳優にはなっていないです(笑)興味はありますが、見ることも行くことも怖いですね」

Q.理想の俳優像を教えてください。

鈴鹿「今まで会ってきた先輩の俳優さんたちは皆さん、優しいし、内面が出る仕事だから、性格もよくないといけないのかなと思います。性格がよく、実生活でも優しい俳優になりたいです」

 映画「星空のむこうの国」は全国公開中。