育休中の夫に対する妻の反論を描いた漫画「実録! 本当に言った 育休旦那の迷言あるある」がSNS上で話題となっています。第2子出産にあたって育児休業を取った夫。妻の代わりに家事を担当することになりますが、「指示してくれないと動けない!」などとツッコミどころ満載の“迷言”を連発し…という内容で「旦那さん…やっちゃってるね」「うちも! 深くうなずきました」「想像力が大切ですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

初めてのオール家事にストレス?

 この漫画を描いたのは、育児休業中の会社員ますまゆ(ペンネーム)さん(30代)です。インスタグラムとブログ「ますまゆぐらむ」で育児漫画を発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ますまゆさん「コロナで里帰り出産ができなかったため、次女の出産の際は夫が育休を取り、夫婦二人で乗り越えました。そのときに夫が放った迷言がおかしくて、ちょっと笑ってしまったので、漫画のネタにしようとこっそりメモを取っておきました(笑)」

Q.長女さんが生まれたときは育児休業を取らなかったのでしょうか。

ますまゆさん「長女のときは里帰り出産したので、夫は生後1カ月半からの育児参加でした」

Q.これらの反論は、実際に口に出したものですか。

ますまゆさん「『新入社員か?』は心の中で叫びましたが、さすがに直接は口にできませんでした。その他の反論はちょこちょこ言っていたと思います。元々、夫は教える必要もないくらい、家事は一通りできたのですが、100パーセント自分がやるのは初めてだったため、ストレスを感じていたらしく、退院直後は小さな衝突が多かったように思います」

Q.徐々に迷言はなくなりましたか。

ますまゆさん「育休期間は約1カ月でしたが、2週間ほどたつと、主夫生活に慣れて余裕が出てきたのか、迷言はなくなり、私が夜泣き対応を終えた朝に『お疲れさま』という言葉をかけてくれるようにもなりました。さらに家事にも少しずつこり始め、『俺の主夫力ははんぱなく上がってしまった…』と言っていました(笑)」

Q.これから育児休業を取得する男性にアドバイスを。

ますまゆさん「アドバイスを言える立場ではないのですが、自分が見えていない『ママの夜の時間の苦労』などに想像力を働かせるといいのかもと思います。授乳があるので、どうしても夜間のお世話はママがメインになります。パパは夜に寝て疲れをリセットできますが、ママは1〜2時間の睡眠で何度も起き上がって作業をしなければなりません。

パパはママと同じことはできなくても、どうしたら少しでもママが楽になれるか、同じ視点に立って一緒に考えたり、話を聞いたり、ねぎらってくれるとうれしく心強いです。また、ママもパパのサポートに感謝して、お互い気持ち悪いくらい『ありがとう』を言い合えると気持ちよく、楽しく育児に取り組めると思います」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ますまゆさん「女性からは『うちも同じ!』『スカッとした』『旦那さんもガルガル期みたいで笑った』、男性からは『ちょっと身に覚えがあるかも…サーセン!』といったコメントを頂きました(笑)」

Q.現在、取り組んでいる創作活動は。

ますまゆさん「最近は、小学生の頃に描いていた創作漫画の紹介投稿を始めました。当時は大真面目に描いていたギャグ漫画なのですが、キス顔を大量に描いたり、突然、臨死体験をしたり、今見るとかなりシュールでカオスな世界観です。自分でも笑ってしまったので、皆さんにも共有したくて、今の自分のツッコミも併せて紹介しています。育児やお仕事の隙間時間やステイホームのおうち時間の息抜きに、クスッとしていただけるととてもうれしいです!」