大東建託(東京都港区)が、居住満足度調査をもとに集計した「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022 <全国版>」を発表しました。

1位は“2年連続”のトップ

 同ランキングは2019年から2022年にかけ、全国47都道府県に居住する20歳以上の男女を対象に、インターネットで実施。合計64万6245人から得た有効回答をもとに集計したものです。

 3位は、2年連続となる「東京都文京区」。区全体が唯一、JR山手線の内側にあり、新宿区と台東区の間に位置しています。東京大学のある本郷、東京ドームや小石川後楽園に近い水道橋・飯田橋、池袋近くの護国寺や本駒込などを含むエリアです。大学や中高一貫校が多くある緑豊かな文教地区でもあり、教育環境が整い、静かさ・治安の評価も高い地域です。

 居住者からは、「落ち着いていて治安がいい。交通の便がよい。緑が多い。近所にいいスーパーや飲食店がある」「地盤がよく、高台にある。東京駅など主要な駅まで近い。スーパーや商店街が共存している」「文教の都というほど、教育機関が充実。公園などのメンテナンスがよい」といったコメントが寄せられています。

 2位には、4年連続で「東京都中央区」がランクイン。銀座や日本橋といった全国的にも有名な商業中心地がある一方、月島や人形町などの下町風情が残る街もある、東京都を代表するエリアの一つです。臨海部の勝どきや晴海周辺は、都心部再開発などにより大規模マンションが多くあり、交通利便性だけでなく、生活利便性も高い地域です。

 「近くにスーパーや商店街があり、買い物の利便性が高い。また銀座などに近く、都心へのアクセスも非常に便利。病院も充実している」「路線が複数乗り入れている地下鉄駅が徒歩圏内にあり、都内のどこへ行くにもアクセスがよい。都心でありながら比較的閑静な街並みで暮らしやすい」といった居住者のコメントが集まりました。

 そして、1位に選ばれたのは「愛知県長久手市」で、2年連続のトップとなりました。県の北西部に位置する同市は、名古屋市、尾張旭市、瀬戸市、豊田市、日進市と隣接しており、名古屋市のベッドタウンとして発展。2005年には「愛・地球博」も開催されました。住宅地や商業施設が多く立ち並ぶ一方で自然も多く、人口増加が続いており、住民の平均年齢が全国で最も若い街として有名です。

 同市は「行政サービス」因子で1位、「生活利便性」因子で4位、「親しみやすさ」因子で7位など、8つの因子のうち5つの因子が20位以内に入っており、総合的に高い評価となりました。

 居住者からは、「比較的新しくきれいな街並みで、歩道が広い。生活に必要なお店や病院が整っており、大変住みやすい」「治安がよく、買い物に便利なショッピングモールがあり、若い人が多く住んでいる。子どもを育てやすい環境」「静かで治安がよい」といった声が寄せられています。

 なお、2021年から大幅に順位を上げているのは、大阪市や京都市のベッドタウンとして住宅地開発が進む48位(昨年90位)の「大阪府三島郡島本町」。同町は2021年版「住み続けたい街ランキング<全国版>」で1位となった自治体です。その他、トップ10内では、6位の「愛知県名古屋市昭和区」(昨年11位)、7位の「奈良県北葛城郡王寺町」(昨年17位)、10位の「東京都武蔵野市」(昨年13位)が、それぞれ順位を上げてトップ10入りしています。

 また、トップ10内の自治体のうち、9自治体が「親しみやすさ」因子で30位以内に入っており、街の親しみやすさが“住みここち”のよさにつながっていることがうかがえる結果となっています。