オンラインショップやフリマサイトといったインターネットで商品を購入する人は少なくないと思います。ネットショッピングで気軽に商品を購入することができる一方、購入した商品が、商標権や特許権、著作権のような知的財産権を侵害する模倣品(違法品)であったり、海外からの「直接購入(個人輸入)」のため国内の仕様とは異なる物だったりと、「届いた商品が想像とは違った」といった経験をした人もいると思います。

 消費者庁が「インターネットでの化粧品の購入は慎重に-模倣品などの可能性も-」というタイトルでコラムを発信しています。

 同コラムでは、「化粧品を購入する場合、自身の肌などとの相性を確かめるため、成分表示や使用感を確認してから購入する方もいるかと思いますが、インターネットで購入する商品は、実際にその商品を確認したり試したりすることができません。このため、インターネットでの化粧品の購入には注意が必要です」と促しています。

 続けて、国内で流通している正規の化粧品は「医薬品医療機器等法」で、品質・有効性及び安全性といった「品質等」が確認されていますが、ネット購入した模倣品や個人輸入された品物は、「同法に基づく品質等」の確認がされていない可能性があるほか、「衛生状態がよくない場所で作られていたり、粗悪な原料が使われていたりする可能性があります」といっています。

 さらに、「たとえ正規品であったとしても、新古品・未使用品や使いかけの化粧品は、保管状況などによって品質等が保たれていないこともあるため、フリマサイト等でそれらの化粧品を購入する際は、そのことも併せて理解しておく必要があります」と伝えています。

 また、消費者庁は、インターネットで購入した化粧品による事故やトラブルを防ぐ4つのポイントも紹介しています。まず、「事業者の氏名・住所・電話番号、商品説明や支払方法、返金保証等をよく確認し、信頼できる事業者から購入する」、次に「届いた商品の見た目や表示に不審な点がある場合は使用を控える。なお、不安であれば製造・販売・輸入事業者に問い合わせることも検討する」ということです。

 続けて、万が一、肌にトラブルが起きてしまった時は「ただちに使用を中止し、症状の程度によっては皮膚科専門医の診療を受ける」、さらに「その他、トラブルが生じた場合は、まずは製造・販売・輸入事業者や行政機関等の窓口に相談する」とアドバイスしています。