保活の秋。  
来年度4月入所を目指して保活中の家族は、希望園を決めなきゃいけない時期がいよいよ迫ってきます。申込期間は、自治体によって様々ですが、たいてい10月〜11月であることが多いです。受付期間は意外と短い場合もあるため、申込開始前に希望園は決めておきたいところ。

ホームページだけではわからないことがたくさんあります。面倒かもしれませんが、実際に行ってみて、園の雰囲気を肌で感じるのも大切です。なので、9月はしっかりスケジュールを立てて、保育園の見学に回りましょう。

保育園見学で実践したい6つのチェックポイント

保育園の見学時に必ずチェックしておきたいポイントをご紹介します。あとから電話で聞くこともできますが、いくつも保育園を見学しているとそれさえも手間になります。チェックリストを作って臨むのがベスト!

(1)園長、職員の方の対応
園が新しくて綺麗だとか、最新の空調設備だとかも大事かもしれませんが、一番大切なのはやっぱり人です。入園したら、親と自宅で過ごす時間よりも、保育園で先生と過ごす時間の方が多くなる場合も。だからこそ、先生方が子どもと笑顔で接しているか、来園者に気持ちよく挨拶してくれるか、在園時は楽しそうに過ごしているか、が大事。

(2)清潔感があるか
子どもが一日を過ごす場所です。教室だけでなく、階段やトイレが綺麗に保たれているかもチェックポイント。もちろん、直接的に園児の健康や安全に関係あるわけではありません。ですが、園内が清潔であることは基本なので、園の姿勢や取り組み方が判断できます。保育園の規模によって、用務員さんがいて掃除を担当している場合と、先生が掃除をしている場合とあります。

(3)安全に配慮してあるか
階段には落下防止の柵がしてある、角がとがっている部分にはクッション材が貼ってあるなど、園内での事故を防ぐ対策がされているかを確認します。また、車通りの多い通りに面している場合は、玄関付近にポールの設置や注意看板があるか、などもチェックポイントです。自転車置き場のスペースが十分でないと、登後園時に道路に駐輪するはめになり、子どもが歩くと危険、ということもあります。

(4)行事やカリキュラムの充実度
運動会や遠足、お泊り会などの年間行事と、毎月定期的にある食育、英語、体操などのカリキュラムの計画を確認しましょう。園によってカリキュラムの内容や頻度は様々。充実していれば、土日に習い事をさせなくて済むかもしれません。

(5)入園予定クラスの雰囲気
0歳児で入園する場合でない限り、すでに在園時がいるクラスに途中入園する形となります。入園予定クラスの園児がどんな子が多くて、どんな雰囲気か聞いてみましょう。特に、幼児クラスへの入園の場合は、クラスの雰囲気は重要。男女比率や、普段どういう様子で過ごしているか、うるさいのか穏やかなのか、担任の先生に確認できるとベストです。

(6)購入品の有無
同じ認可保育園というくくりでも、園によって購入品の有無に差があります。お散歩用の帽子、スモッグ、クレヨンなどの文房具、ピアニカなどを入園時に自費で揃える園もあれば、すべて園で準備してくれて、これらの費用がゼロの園も。なかには幼児クラスになると制服がある認可保育園もあるので、保育料以外にかかる費用も確認しておきましょう。

何を優先するのか、よく考えよう

「希望園を30園も書いたのに入園できない」そんな話もよくあるくらい、都心を中心に「保育園を選ぶ」なんて悠長なことを言ってられない激戦区ばかりです。

だからといって、保育園の見学をせずに希望園を決めてもいいのでしょうか。私はそれでも希望上位5園にする保育園は見学に行ってほしいなと思います。

ご家庭によって、保育園に何を求めるかは様々です。習い事のようなカリキュラムを多く受けさせたい、園庭がある園でたくさん遊ばせたい、先生の雰囲気がいい小規模のところで過ごしてほしい、何より家から近いところに入れたい。これらのすべてを叶える園は少ないかもしれません。

なので、優先順位をよく考え、そのうえで見学に行くことをおすすめします。優先順位がしっかりしていれば、その点に注目して見学したり、質問したりすればいいのです。お子さんにも親にとっても、ピッタリの園が見つかりますように。