こんにちは、ヨムーノ編集部です。  

「日本人の7割は口臭がキツイ!」と、日本に住む外国人へのアンケート結果で分かったそうです。そして「日本人の8割は歯周病」という衝撃の事実もあります。

ここでは、銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長 坂本 紗有見さん著書『歯周病、口臭、むし歯を防ぐ1分間「殺菌ベロ回し」』(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集してご紹介します。

「汚口」かどうかがチェック
・たまに、歯の間に食べかすが詰まっているのに気づく時がある。  
・鏡で自分の舌を見ると、苔のようなものが付いている。  
・1度でも、口が臭いと言われたことがある。  
・甘いもの(糖質)をよく食べたり飲んだりする。  
・食べものをあまり噛まずに飲み込んでしまう。  
・口で息をするくせがある。  
・歯を磨くと出血することがある。  
・歯がしみることがよくある。  
・歯の痛みを感じることがある。  
・1日1回しか歯を磨かない。  
・舌でなめると歯の表面がざらざらしている。  
・歯ぐきがやせて下がっている。  
・歯間ブラシやフロスをまったく使わない。  
・タバコを吸う。  
・歯みがきは1回あたり3分程度だ。  
・食事をしたあと歯を磨く習慣がない。  
・起床後、寝る前に歯を磨かない。  
・定期的に歯医者に通っていない。

1個でも該当すれば汚口予備軍。  
3個以上あればすでに汚口である可能性が高いといえます。

しかし、なぜ、日本人には汚口が多いのでしょうか。実は「だ液」が足りないのです。
まん延する日々のストレスや高齢化による口の衰えによりだ液はどんどん出にくくなっています。

では、なぜ、だ液が出るといいのか。実はだ液にはすごい力が秘められており
・歯周病  
・口臭  
・虫歯  
これらは、だ液で防げます。  
その理由は、だ液が持つ「殺菌パワー」です。

口の中には悪玉菌(歯周病菌、虫歯菌)がいてそれらが繁殖すると病気が発生します。
だ液には、悪玉菌をやっつける物質が含まれているのでだ液たっぷりでないと、口の健康が保てません。

最近の歯医者は「痛くない」のが当たり前

自力で歯の健康状態を保つには、どうしても限界があります。  
自分の目では見えない奥の歯など、すみずみまで汚れを落とし、発生したプラークを取り除くには、やはり定期的な歯科検診を受けるのがベストです。

ところが、「どうも歯医者は苦手で……」と二の足を踏んでしまう人は、決して少なくないでしょう。それはおそらく、幼少期の頃からむし歯治療で痛い思いをしてきたために抱えるトラウマによるものであるはず。

しかし、歯科医療の世界も日進月歩。技術は進化を続け、近年では痛みを軽減する治療法がさまざま導入されています。

たとえば麻酔。患者が最も恐れているのは歯肉に直接注射を打つ「浸潤麻酔」でしょうが、注射針が細くなった今は、昔ほどの痛みは感じません。

さらに、歯ぐきの表面に麻酔薬を塗布する「表面麻酔」(針を刺す場所へあらかじめ塗るもの)などとの併用で、できるかぎり負担の少ない治療が行われるようになりました。妊娠中の人や持病がある人は副作用の懸念があるため、事前に医師に相談すべきですが、こうした麻酔の効果により、**むし歯は痛みを感じることなく治療することができる**のです。

また、むし歯の治療法そのものにも大きな変化が起きています。  
かつてはむし歯に侵された部分を削る治療法が一般的でしたが、削らずにレーザーで治療する手法や、特殊な薬剤でその歯の治癒力を上げる手法、初期むし歯のむし歯菌を溶かして除菌する「カリソルブ」も、昨今話題の技術のひとつです(ただし、これらはすべて保険適用外なのでご注意ください)。

さらに、初期のむし歯を高温で蒸発させる「炭酸ガスレーザー」を使用するクリニックもあります。この治療法はむし歯だけでなく歯肉炎や歯周病にも活用されていますので、歯科医と相談しながら使用を検討するといいでしょう。

削らないむし歯治療は、健康な歯を残せるだけでなく、歯そのものの寿命を伸ばします。誰もが苦手なドリル音が発生しないのも、大きなメリットと言えます。

このほかにも治療中の痛みや負担を和らげるために、各クリニックでさまざまな手法が取り入れられています。

むし歯や歯周病が取り返しのつかない状態に至る前に、一度最寄りのクリニックに相談してみてはいかがでしょうか。

何はともあれ定期的に歯科で診てもらうのが、いつまでも「美口」を保つ一番の方法なのですから。