時代が違うと常識も違う。妊娠出産や子育てに関わる常識も、数年のスパンで変わることもある。そんな変化に気づかず、自分が子育てをしていたときの常識や価値観を押し付ける母親に娘がストレスを感じる「嫁実母問題」が、深刻になってきているようだという。

 エバーセンス(東京)は、妊娠〜育児期のママ・パパに寄り添うサービスを展開している「ninaru」の新アプリとして、祖父母の孫育児をサポートするアプリ「祖父母ninaru」をiOS、Android端末向けにリリースした。医師・専門家監修の記事も含め、妊娠中のわが娘の様子や孫の成長に関するメッセージと記事を自動で配信する無料アプリだ。最新の育児トピックスや祖父母にしてほしいサポート、昔と今の違いなどの情報も満載となっている。アプリ内で妊娠中と育児中のモード切り替えができ、妊娠週数や赤ちゃんの月齢に合わせて毎日(2歳以降は週1回)配信する。

 新アプリ開発にあたり、同社は「ninaru」シリーズを利用するママ430人にアンケートを実施。その結果、7割近くの女性が妊娠・出産・育児に関して「実母とギャップを感じたことがある」と答えたという。一方、娘が妊娠・育児中の祖母(ママの実母)110人に、妊娠・出産・育児に関して娘とギャップを感じたことがあるか聞いたところ、ママとは逆に「ギャップを感じたことはない」と答えた人が過半数という結果に。つまり実母は、娘であるママと自分の間に妊娠・出産・育児に関する時代のギャップがあることに気がついていない!?

 妊娠出産や子育ての世代間ギャップの代表的なものに「つわり中でも無理して食べるべきVS.食べたいものを食べたいときに、食べたいだけ食べればいい」、「赤ちゃんの頃から保育園に預けるなんてかわいそうVS. 赤ちゃんが協調性を身につけられる、生活リズムがしっかりするなどメリットもたくさん」などがある。

 同社は、「祖父母ninaru」の活用で祖母側が妊娠・出産・育児に関する情報をアップデートし、家族で助け合って育児する環境の手助けにしてほしいと考えている。