エン・ジャパン(東京)は、サイトに掲載されたすべての職種の求人情報をエリア別に集計し、募集時の平均時給分析を行っており、このほど2020年5月度の集計結果を発表した。

 それによると、2020年5月度の三大都市圏平均時給は1,585円、前月比+10円・0.6%増、前年同月比+2円・0.1%増と、24カ月連続で前年同月比プラスを記録した。時給上昇の要因は、新型コロナウイルスの影響により、採用難度の高いIT系職種や経験者を募集する案件が増加したこと。在宅勤務を円滑に行うべく、早急なインフラ整備のためにシステム部門の派遣スタッフ採用を強化。さらに、リモートワークで活用が進むWEB会議や業務・勤怠管理などのクラウドツール開発・保守関連の案件も募集活況となっている。どの職種においても経験者を集客するために、時給を引き上げたことが全体時給にも影響した。

 職種別平均時給は、営業・販売・サービス系、クリエイティブ系、IT系が前年同月比プラス。具体的な時給額は「オフィスワーク系」職種が1,551円(前月比−6円・0.4%減、前年同月比−24円・1.5%減)、「営業・販売・サービス系」職種が1,505円(同+1円・0.1%増、同+27円・1.8%増)、「クリエイティブ系」職種が1,875円(同−14円・0.7%減、同+25円・1.3%増)、「IT系」職種が2,270円(同+11円・0.5%増、同+5円・0.2%増)、「技術系」職種が1,831円(同+7円・0.4%増、同−50円・2.7%減)、「医療・介護系」職種が1,299円(同−2円・0.2%減、同−5円・0.4%減)だった。

 エリア別平均時給は、関東エリアと関西エリアにおいて19カ月連続で前年同月比プラス。具体的な時給額は関東エリアが1,658円(前月+13円・0.8%増、前年同月比+9円・0.6%増)、関西エリアは1,395円(同+4円・0.3%増、同+25円・1.8%増)だった。東海エリアは1,346円(同−5円・0.4%減、同−20円・1.5%減)と、前年同月比マイナスとなっている。