コロナ禍で「おうち時間」が増える中、余暇の過ごし方として、この機会に資格試験にチャレンジするために勉強に励んだ人が少なくないのではないだろうか。難関といわれる資格ほど独学では合格が難しいとされるが、しっかりマスターすれば合格することが十分可能な資格もあるはず。そこで、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)では、働く男女500人(女性321人/男性179人)を対象に「独学で取得した資格に関する意識調査」を実施。それによると、独学で取得できた資格の第1位は「簿記」だった。

 簿記の資格は、企業の中で必要となる場合が多いため、就職や転職するにあたって、取得を目指す人が多い。さすがに税理士資格の入り口でもある1級は取得するのが難しいものの、一般的に、日商簿記の2級、3級であれば独学でも合格する可能性があるといわれており、調査の結果もそれを反映する形となっている。

 2位は、FP(ファイナンシャル・プランニング技能検定、ファイナンシャルプランナー)と、TOEICや英検などの「語学系資格」が並んだ。これに、秘書検定、宅地建物取引士が続き、中には行政書士や保育士などの国家資格を独学で取得したという人もいる。

 独学での資格取得方法を聞くと、これはオーソドックスで市販のテキストが抜きんでて多い。以下、市販の問題集や過去問が続いたが、試験の傾向をつかむためには、やはり過去に出題された問題を検証するのが早道かもしれない。ネット時代を反映して、アプリや動画サイトも上位にランクインしている。

 最後に独学で取得した理由を聞くと、「安く済む」がトップとなった。これに続いたのは「独学でも合格が可能」で、経済的理由と試験のレベルから判断する人が多いようだ。