なかなか終息しないコロナ禍──新規感染者数はひと頃に比べて激減したものの、新たな変異株であるオミクロン株の出現によって、まだまだ不安な状態が続きそうな状況だ。政府は新たな水際対策を実施するなど、景気に悪影響を及ぼす可能性もあり、先行きに対して不安を感じている企業も多いのではないだろうか。

 そうした中、帝国データバンクでは、オミクロン株に対する企業の見解についてアンケートを実施した。調査期間は、12月10日〜14日で、有効回答数は1,700だった。

 緊急事態宣言の解除後、新規感染者数はひと頃に比べて大幅に減少し、企業によっては「さあ、これから!」と思った矢先のオミクロン株の出現。今回のアンケート結果では、55.4%が業績へマイナスの影響があると考えている様子。その内訳は「ややマイナスの影響がある」(29.9%)、「マイナスの影響がある」(25.5%)だった。

 一方、巣ごもり需要の増加などで、コロナ禍がプラスに働いたという企業もあったが、今回のオミクロン株の出現ではどうだろうか。「プラスの影響がある(「ややプラスの影響がある」と「プラスの影響がある」)としたのは2.1%、また、「影響はない」は22.1%、「分からない」が20.4%だった。