こちらの4匹は、Instagramユーザーmidori(@midorinotanbo)さん宅のニャンコたち。

みんな仲良くバンザイポーズを取ってスヤスヤzzZ

とても幸せそうな表情で、安心しきって眠っています。

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見ているだけで、癒されてしまうほど可愛らしいニャンコたち。ですが、この4匹はどの子も共通した “ツライ過去” を持っていました。それは、殺処分。

彼らは皆、殺処分寸前のところでmidoriさんに救われたのです。

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縞模様が可愛い、キジトラの『イト』ちゃんと『バン』くん。 2匹がmidoriさん宅にやって来たのは、2016年9月。

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保護当時は生後3週間頃でした。

猫を家族に迎え入れることを検討していたmidoriさん。

ある日、ご友人の方が保健所から猫を引き取ったという話を聞きます。それがきっかけとなり、保健所の子を引き取ることを決意します。そして、お家にやって来たのがイトちゃんとバンくんでした。

ご家族で2匹の名前を決める際に流れていた【絆】という歌。家族みんながその歌を気に入り、「絆 → 糸・半 → イト・バン」と名前を付けたのだとか。

もしかしたら強い絆で結ばれた2匹が、“決して離れないように” という願いも込められていたのかもしれません。

そして2匹を迎えてから8ヶ月後、慌ただしい日々がやって来たのでした。

明日も力強く生きてほしい

イトちゃんとバンくんを保護して以来、midoriさんは定期的に保健所のFacebookを見るようになっていました。そんなある日のこと、とても小さい4匹の子猫たちの写真が掲載されていることに気が付きます。この可愛さなら引き取り手もすぐに見つかるだろうとmidoriさんは考えました。ところが、予想外にも引き取り手は見つからなかったのです。

4匹のことが心配になったmidoriさんは、殺処分当日の朝、保健所に連絡をして確かめることに。するとまだ子猫に引き取り手が見つかっていないことが分かります。midoriさんは仕事を16時で切り上げ、息子さんと一緒に急いで保健所に向かうことにしたのです。

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到着すると、そこには2匹の子猫の姿が。
どうやら他の2匹は幸いにも引き取り手が見つかったようでした。そしてmidoriさんは、迷わずそのまま2匹を保護します。実はこの子たちの殺処分の期限は、17時。まさにギリギリだったのです。

 
しかし、救えない命もありました。

子猫たちを引き取る際、 “他の衰弱しきった2匹の赤ちゃん猫” の存在を知ります。その姿を見た息子さんは、どうしても放っておけず「赤ちゃんたちも連れて帰る!」と言い出したのです。midoriさんは、せめてあたたかい場所に…… という想いから家へ連れて帰ることに。

家に着いてすぐに、赤ちゃん猫たちを暖めてあげると「ミャー」と声を出したのだそう。しかし、ミルクを飲む元気は残っていませんでした。

その夜、2匹の赤ちゃん猫は静かに息を引き取ります。その様子をずっと見ていた息子さんの目からは、大粒の涙が止まりませんでした。

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そのような出来事もあり、midoriさんたちは、救った2匹を精一杯にお世話します。

保護された2匹はそれぞれ、

『明生(メイ)』ちゃん

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『夢生(ムウ)』くん

と名付けられました。

どちらにも生という漢字が使われていますが、これには “明日も生きる” という飼い主さんの強い想いが込められています。

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家にやって来た時は本当に小さかった2匹。

リモコンよりも小さく……

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こんな風に靴下にスッポリ入ってしまうほど。

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250gだった体重は、現在では1.3kgほどに。

midoriさんは2匹を保健所から引き取った後に、この子たちの新しい家族を探すつもりだったとのこと。
ところが2匹の可愛さにメロメロになった家族からの猛反対を受け、実家と協力して、家族の一員として育てることに決めたのだそう。

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2匹の先輩ニャンコや家族の愛情に包まれ、毎日すくすく育つメイちゃん・ムウくん。

さらに、彼らの幸せを支える、もう1匹の存在がありました。

みんなの母親代わり、アルちゃん

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一番の古株であり、白い毛が綺麗な『アル』ちゃん。

この子は、生まれたばかりの頃に庭先で弱っているところを発見されました。このまま放っておけば助からないと考えたmidoriさんによって、保護されることに。それからアルちゃんは家族の愛情を受け、元気よく育っていきました。

アルちゃんが2歳になる頃、新しい家族ができます♪ それは……

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あの『絆コンビ』イトちゃん・バンくん!

実は、2匹の保護のきっかけは「アルちゃん、1匹では寂しいだろうな……」という飼い主さんの想いからだったのです。

いざ家族として迎え入れてみると、安らぎを求めてくるのはむしろイトちゃんとバンくんでした♪ まるで本当の親子のように甘えてきます。

生まれたばかりの頃に母猫とはぐれてしまい『母親』という存在を知らないためか、最初こそ戸惑い気味のアルちゃん。ですが、いつしか “子どもたち” を受け入れるようになります。

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メイちゃん・ムウくんがお家にやってきた時も、アルちゃんは2匹の母親代わりに。

少し面倒くさそうにしつつも、何だかんだで自分から近寄り、子猫たちのお世話をします。

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絶え間ない愛情を一心に受けた4匹は、安心しきった幸せいっぱいな様子を見せるように♪

もしかしたらこの『愛情』は、飼い主さんからアルちゃんへ。さらに絆コンビへと流れて行き、最後にはメイちゃん・ムウくんへと伝わったのかもしれません。

最後に、midoriさんはこうPECOに語ります。

“保護猫の情報がInstagramなどで流れてくることがあります。ですが、その写真だけで判断しないでほしいです。親から引き離され、不安で怖がっている時に可愛い表情なんて撮れません。保健所では、特に白い毛並みの子は汚れて見えてしまいます。迎え入れてみて、こんなに可愛くなったんです。”

midoriさんの一言一言はとても重く、一つでも命を救いたいという想いが伝わってきます。きっとそんな優しさがあるからこそ、5匹の猫たちは幸せに暮らせているんですね。

温かくも、とても考えさせられるお話なのでした。

midori(@midorinotanbo)・Instagram photos and videos
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