人間にはさまざまな精神疾患があるが、それは犬にもあるのだろうか。愛犬のメンタルを守るために知っておきたいことを紹介しよう。(Shi-Ba 2017年11月号 Vol.97より)

問題行動の中で異常行動が見られた場合は要注意

人間ならば、元気がないのは「何かの痛みから」だったり、「ある出来事から気持ちが落ち込んだから」と本人の訴えなどから判断が出来るもの。でも、犬の場合、落ち込んだ様子が見られても何が原因なのか判断は難しい。

「犬の場合、人間のような精神疾患という診断名はありません。うつ病も同様です。問題行動といわれるもののうち、犬が本来ならやることのない異常行動を示した場合や本来の行動が多すぎたり少なすぎたりする場合に、人の精神疾患に近いのではと考えることになります。人と同様、原因となる身体疾患がないか検査をするのも大切です」と荒田先生。

そこで柴犬をはじめとする日本犬で注意しておきたい、精神面に関わる病気について詳しく紹介していこう。

精神疾患の原因

【先天的】神経伝達物質に問題

脳内には多く神経伝達物質があり、有名なのがセロトニン。これらが上手く伝達できていないことが原因と考えられる。子犬の頃から何らかの異常行動が見られる場合は遺伝や胎子期の環境(母犬の栄養状態や精神状態)が影響している可能性が高い。

【後天的】いろいろなストレスから

人間がストレスから精神的に影響を受けるのと同じで、犬も環境面や身体面などのストレスが原因になる。犬のストレスを減らし、客観的に環境が満たされているかの目安としては、アニマルウェルフェアの5つの自由を理解しておきたい。

改めて考える 犬の問題行動とは?

人間が問題と感じる行動を示す

犬の問題行動というのは、犬のとったある行動を人間側が問題と感じるというのが定義になっている。問題行動の中には犬側から考えると、正常な行動もあれば、本来なら犬がやることのない異常な行動も含まれる。例えば知らない人が家に来た時に犬が吠えるというのは、犬にとって正常な行動だ。だが、人間にしてみるとそれが問題と感じれば問題行動となってしまう。また、シッポをちょっと追いかける程度ならまだいいが、噛んで傷つけてしまうようなら異常行動と捉えられるというものだ。

犬のメンタルを守る上で必要な知識 アニマルウェルフェア5つの自由

動物福祉を考える上で、飼育環境の目安にと世界的に提唱されている。

犬の精神疾患は大きく分けて4つ

人の精神疾患に近いと考えられる、犬の異常行動にはどのようなものがあるのか。それぞれについて知っておこう。

分離不安

日本犬は人にベタベタすることが少ないだけに分離不安は多くないが、全く起こらないとは限らないので気をつけたい。

どんな行動? 症状?

留守番中の不安が原因でさまざまな症状を起こす

飼い主との分離に伴って、不安が高まることで、いろいろな症状を引き起こすのが分離不安というもの。留守番中、あるいは飼い主が出かける準備をしはじめて留守番になるとわかった時から生じる。

症状には、大きく分けると行動学的なものと生理学的なものとがある。行動学的な主な症状としては、吠える、ウロウロする、ものを破壊する、排泄の失敗、自分の体を舐め続ける、シッポを追いかけるなど。生理学的な主な症状としては、パンティング(ハアハアと舌を出しながら激しく呼吸する状態のこと)、よだれが出る、下痢、嘔吐、頻尿、震えなど。これらの症状の程度はその犬によっても違いがあるが、どれかが強く出てしまう犬もいる。

留守番中に嫌なことが起こったことで二次的に分離不安と同様の状態になることもあるので注意しておきたい。

基本の治療方法は?

留守番に慣らす練習と程度によっては薬も使う

留守番で犬の不安が高まらないようにしていくことになる。症状の程度によって薬を使うこともある。その場合、犬の分離不安治療補助薬や抗不安薬などを使用していく。
そしてメインの治療としては、最初はほんの数秒から飼い主が他の部屋に出て戻るという留守番に慣らす練習を地道に続けていくことが欠かせない。

また、留守番の際にはいいことがあると犬に覚えてもらうために、オヤツを入れた知育トイを置いていく、犬が待っている場所を居心地良くする、散歩や遊びで体力を発散させておき、犬が満足して眠くなる状態にしておくなどの工夫も必要だ。これらを上手に組み合わせながら練習を重ねていこう。

気をつけたいこと

留守番が始まって最初の30分に症状が出やすい

練習の際は少しずつひとりの時間を延ばしていくが、必ず犬が落ち着いているかを確認してから進めていくことが大事。勝手に今週は1分、来週は2分と進めるのはNG。別の部屋や玄関に出て行っても、例えば犬が気にせず知育トイで遊んでいたなど、犬の状態を確認しよう。

分離不安を疑う最初のきっかけとしては、家に帰ってきたらものがぐちゃぐちゃになっていた、吠え声が聞こえたというケースが多い。だが、それは留守番の不安でやったとは限らず、退屈でやったとも考えられる。疑わしい場合は、留守番中の犬の様子を確認してみることも必要。犬用やベビー用など、最近は外出先から様子を見ることができる留守番カメラなどがある。それらを活用してみよう。分離不安かどうかの判断としては、留守番が始まって30分経っても、落ち着かずにウロウロしていたり、吠えているなどの様子が見られれば、不安からそのような行動が起きていると考えられる。だが、最初は多少クンクンと寂しそうにしていたとしても、徐々に落ち着き、その後寝てしまうのであれば、犬の不安は高くないと考えられるだろう。

恐怖症

分離不安に比べると恐怖症は日本犬でも起こる可能性が高い。これもまた少しずつ慣らしていくことが大切になってくる。

どんな行動? 症状?

特定の対象に対して恐怖を感じて症状を出す

分離不安は留守番中の不安によって引き起こされるものだったが、恐怖症は分離不安と対象が違うだけで、基本的な症状などはよく似ている。
恐怖症は雷、花火、例えば動物病院などのどこか特定の場所であったり、知らない人だったり、特定の対象に対して、強い恐怖を感じてパニック状態になってしまうというもの。

症状としては、『分離不安』でも述べた行動学的なものと、生理学的なものが同様にあげられる。ウロウロする、吠える、ものを破壊する、排泄の失敗、シッポを追いかける、パンティング、よだれが出る、下痢、嘔吐、頻尿、震えるなど。例えば体を舐め続けるのは、雷が長く続く場合に起こることもあるが、他の症状に比べてそれほど多くない。

そして、どちらかといえば恐怖症の方が分離不安よりもパニックの症状が強く、動きが大きな症状が出やすい。雷や花火など大きな音で犬がパニックを起こし、脱走してしまうケースも少なくない。そういった点では分離不安と恐怖症の症状には若干の違いがある。

基本の治療方法は?

少しずつ時間をかけて怖がる対象に慣らしていく

恐怖症の治療法も、分離不安の時と同じで怖がっている対象に、少しずつ慣らしていくことが基本となる。また症状の程度によっては、薬も併用していく場合もある。

雷や花火などであれば、録音した音を最初は小さな音量で流し、犬がそれを気にしないでいられたら、次に少しだけ音量を上げて、とこの流れを繰り返し練習を。音がなったらいいことがあると覚えてもらうために、オヤツを与えるなどの工夫もしてあげよう。

動物病院であれば、できるだけ犬にとって嫌なことが少なく、いいことがたくさん起こるようなバランスに持っていくことが大切だ。かかりつけの動物病院のスタッフに協力をお願いして慣れる練習をしていこう。最初は受付でオヤツをもらうだけで帰る、次は診察台に上がってオヤツを食べただけで帰るなど、犬の様子を確認しつつ、少しずつ段階を経て慣らしていくこと。とにかく焦らず、根気が必要だ。

気をつけたいこと

雷に対する練習は時期を考えることも大切

留守番なら人間が調節はできるが、恐怖症の場合、対象になるものは人間が調節はできない。恐怖症の中では雷が対象のことが一番多いが、雷はいつ起きるかわからないし、毎回鳴り方や音量などにも違いがあり、気圧や静電気など音以外の変化も原因と言われている。少しずつ慣らす練習をしていても、いきなり大きな雷がきて、また怖さが戻ってしまう場合も少なくない。

そうならないためには、秋以降など雷が起きにくいシーズンから練習を始めると安心だ。来年の雷シーズンの時に大丈夫なようにと、気長に少しずつ練習していってみよう。
また普段から雷の恐怖症が見られる場合、留守番中に雷が起こると二次的に留守番も苦手になることがあるので注意したい。

日本犬にありがち症例

❶高齢での引っ越しで分離不安に

順応性が落ちてくるシニア期での環境の大きな変化が原因

profile
ごん太(オス・10歳/未去勢)

温厚な性格で、これまで特に飼い主を困らせるようなことはなかったというごん太。引っ越しはこれまでに2歳の時にも経験したことがある。

【症状】吠えや破壊行動するように

子犬の頃から日中は留守番することに慣れており、これまで問題になることはなかったそう。10歳を過ぎて引っ越しがあり、環境に大きな変化があった。2歳での引っ越しの際は新しい家にごん太はすぐに慣れたので、安心して留守番をさせていた。飼い主家族は今回も大丈夫だろうと思っていたところ、留守番中に吠えたり、ものを破壊することが見られるようになってしまった。

【治療】新しい家での留守番の練習

年齢とともに順応性は落ちてしまう。留守番で1匹でいることが不安というより、シニア期に入って、新しい家にまだ馴染めないまま留守番が始まったことで、環境の変化に対する不安が原因と考えられると判断。分離不安の治療として、不安を和らげる薬とともに新しい家での留守番に慣れる練習を犬の様子を見ながら少しずつ行なってもらい、症状に改善が見られるように。

❷雷恐怖症から分離不安を発症

たまたま留守番中に大きな雷を経験したことが分離不安の原因に

profile
リン(メス・4歳/避妊済み)

ちょっぴり音に敏感で、特に雷をもともと怖がっていた。普段、飼い主が家にいるので留守番することは少ないが、たまの留守番でも問題なかったそう。

【症状】留守番中に破壊行動が

以前から雷が鳴ると落ち着きがなく、ウロウロしていたというリン。基本的に飼い主が家にいることが多いので、これまでに留守番中リンが1匹の状況で雷に遭遇したことはなかった。ある日、たまたま飼い主が外出した時に、留守番中のリンが大きな雷を経験。それ以降、飼い主が外出しようとするとクンクン鳴いてまとわりついたり、帰宅後にものが破壊されていることが見られるように。

【治療】雷と留守番に慣らす練習

留守番中に雷という怖い状況にあったということで、1匹でいると、またこの部屋で雷が鳴るかもしれないという不安が考えられる。そして、飼い主がいないと雷が鳴った時の安心感が少ないことも影響しているとの判断に。雷が鳴りそうな時はひとりにさせない、また、あらかじめ不安を下げる薬を与えてもらう。併わせて雷と留守番に慣らす練習を行ってもらっている。

常同障害

日本犬に比較的多いといわれているのが常同障害。どのような症状があるのか、治療方法についても知っておきたい。

どんな行動? 症状?

常に同じ行動を取ることで日常生活に支障が出る

遺伝的あるいは日常のストレスがもとになり、脳内の神経伝達物質のセロトニンなどの機能がうまく働かなくなることで、常に同じ行動を取るのが常同障害。症状には、尾を追いかける、足を舐める、ウロウロする、実際には何もないのに何か見えているように上に顔を向けてパクパクと口を動かす、自分の脇腹を吸う、毛をむしる、ただ後ろを振り返って背後を気にするなど。稀に単調なトーンで吠える場合も。

これらの行動は不安や葛藤が生じた時に出やすい。人の強迫性障害と似ていると言われており、例えば、外出時にガスを切ったか気になって戻ることが頻繁にあるなど。これらを24時間ずっと続けるわけではないが、何かの時に気になり始めるとその行動をしばらく取ってしまうというもの。もちろん正常な状態であっても、イライラした時に手を舐めることもある。たまにであれば問題ないが、これらの行動が1日に度々見られ食事や散歩に集中できない場合や、傷ができるほど行ってしまう場合には常同障害と判断される。

基本の治療方法は?

薬物療法やさまざまな面からの治療が必要

分離不安や恐怖症は、その状況や対象に慣れていないことがきっかけで発症する。しかし、常同障害の場合は日常的ないろいろなストレスから発症してくる。結果として、神経伝達物質の機能障害が起きていると考えられるため、治療には薬物療法が必須となる。

そしてよくある例として、叱られた後に常同障害の症状が出る以外にも、リードをつけられるのが苦手で、リードをつけようとした時だったり、撫でたり抱っこしようとした時だったりと、日常的に行う作業でも起こる。そのため、そこから飼い主との関係性が悪化していることも多い。治療は薬以外に、オヤツなどを利用しながら苦手なものに少しずつ慣らしていくだけでなく、犬との関係性を見直すことも欠かせない。

もし、叱っていたなら、一切叱らない。犬が望ましい行動をしたらほめるという基本的なことはもちろん、飼い主が犬の気持ちを理解し、犬が示しているサインを見逃さないことだ。

例えば、犬が「これ以上手を近づけたら嫌だ」とサインとして唸っていたら、そのサインに気づいてあげるようにしたい。犬からすれば嫌だというサインを出したのに、唸ったことを叱られてしまえば、犬は自分のイライラした気持ちをどこへも向けられず、自分を痛めつける行動に出てしまう可能性がある。飼い主が犬のことをよく理解したうえで、あとはその犬が好きなことを通してコミュニケーションをとりながら、良い関係を築いていこう。

気をつけたいこと

他の病気との鑑別をしっかりおこなう

常同障害にあるような症状が出たとしても、必ずしも常同障害からの行動とは限らない。例えば、皮膚炎や尾椎の脱臼、末梢神経の問題、てんかんなどが原因となって、尾追い行動が出ている場合も考えられるからだ。また、アトピーなど慢性的な病気の治療が不十分で、ストレスが持続し、常同障害になることもある。これらの可能性のある病気かどうかの鑑別が大事なので、全身的な検査を行うことがすすめられる。うちの犬はシッポを追っているから、常同障害かもしれないと、すぐに決めつけないことが大切だ。

そして、常同障害の場合は、さまざまなことが引き金となっている場合が多く、遺伝的に起きやすさを持っている可能性もある。それだけに薬物治療やいろいろな角度から治療をしていかなければならない。この治療をすれば、今後は発症しないというものでもない。注意しておけば問題のないレベルにまではなるが、一生付き合っていく可能性があるという覚悟が必要だ。

予防

生活習慣を見直して……

愛犬のストレスになっていることはないか確認を

『治療』でも述べた愛犬との関係性と同時に、日常生活の中で、気づかないうちに愛犬にストレスを与えていないかも見直してみよう。
冒頭で紹介したアニマルウェルフェアの5つの自由を参考にしてほしい。散歩や遊びを十分に行い、体力を発散させているのか。犬が嫌がっているのに無理矢理抱きつこうとはしていないだろうか。つい犬を叱ってばかりいないだろうか。

飼い主としては犬のためを思ってしているつもりでも、もしかしたら犬を知らず知らずのうちに追い詰めていることがあるかもしれない。
日本犬は繊細な部分があり、そしてまたそれぞれの性格というものもある。日常的なストレスを少しでも与えないようにする。それが予防につながるのだということを忘れずに。

認知症(高齢性認知機能不全症候群)

認知症は日本犬に多いと言われているもののひとつ。認知症の症状にも異常行動が含まれるだけに詳しく知っておきたい。

どんな行動? 症状?

加齢によって5つの症状が少しずつ現れてくる

加齢に伴い、体のさまざまな機能が低下するが、脳が変性しうまく働けなくなるのが認知症。行動にさまざまな変化が見られる。11〜12歳を過ぎたあたりから、2〜3割の犬に何かしらの症状が出てくると言われている。
認知症の症状としては大きく分けて次の5つがある。

●見当識障害/方向感覚がわからなくなる。例えば家の中で迷ってしまう、後ろに下がることができず角にはまってしまうなど。
●社会的交流の変化/人や他の犬との交流が減る。例えば飼い主の帰宅時に喜ばない、遊びを楽しまないなど。
●睡眠覚醒リズムの変化/多いのは、昼間は寝ていて、夜間は起きているという昼夜逆転。全体的に睡眠時間が長くなることもある。
●排泄の失敗/トイレがどこかわからなくなることで失敗が起こる。
●活動性の変化/活動量がこれまでと比べて落ちてくる。あるいは目的もなく歩行を続けているなど、行動の内容に変化が見られるようになってくる。

基本の治療方法は?

少しでも進行を遅らせるための治療や対策が大切

年齢を重ねるといろいろな病気が出てくるため、その行動がはたして認知症からなのか、他の病気からなのかの鑑別がまずは重要となる。トイレの失敗は腎臓が悪くなっていることが原因だったり、飼い主に対する反応が鈍くなっているのは実は耳や目が悪くなっている可能性などもあるからだ。脳腫瘍があれば、やはり認知症と似たような症状を起こしやすい。

認知症は、薬やサプリメントなどを使うと一時的に症状は改善することもあるが、基本的には進行していくため、治るものではない。薬物療法以外には犬が不自由を感じにくいよう、ものの素材や配置を整える。日光浴や外のにおいを嗅ぐといった刺激を日中に与える。簡単なトレーニングを教え直して頭を使ってもらうなど。さまざまな工夫を組み合わせて実施してあげることで症状が緩和できる場合もある。症状によって対策法に違いがあるので、かかりつけの動物病院に相談してみよう。

気をつけたいこと

早い段階で気づくには変化を見逃さない

日本犬でたまにあるのが、認知症を発症して、外飼いだった犬をいきなり家の中に入れたために、症状が悪化するというケース。飼い主としては良かれと思っていても、犬からすれば年を取って、いきなりガラッと環境が変われば不安を感じるものだ。犬の立場になって考えながら、いきなり環境を変えないように注意しておきたい。

また認知症はできるだけ早い段階で気づいてあげることが大切。行動の変化は、ある日突然現れるのではなく、徐々に出てくるもの。前より反応が薄くなったかな、などちょっとでもおかしいと思った時点で診てもらうこと。早めの段階で薬やサプリメントを与えるようにしていけば、認知症の進行を緩やかにしていくことは可能なのだ。

まとめ

犬の気持ちをよく考えてあげたい

もし問題行動が起きた場合に、はたしてその原因は何なのか。怖いもの苦手なものに慣らしていくにしても、犬の気持ちを想像しながら、少しずつステップアップしていく。決して無理強いしないことは大切だ。

そして、犬だったらこうすれば喜ぶはず、こちらのいうことを聞くはずなど型にはめてしまうことのないようにしたい。愛犬のことをよく見て気持ちを考えることが、精神的な負担を減らすことに繋がるのだ。

※写真はすべてイメージです。

Text:Hiromi Mizoguchi

監修:荒田明香先生
取材当時、東京大学附属動物医療センター特任助教。東京大学にて多くの日本犬の問題行動治療に携わり、「イヌの気質に関する行動遺伝学的研究」や「伴侶動物における問題行動の治療法に関する研究」に関わる。