オトナのための秘密基地をコンセプトにしたイベント「TOKYO AUDIO BASE 2020」が本日1月31日に開幕した。川越に拠点を置くテクニカルブレーンは昨年に引き続き2度目の出展。昨年DYNAUDIO JAPANと共同ブースを展開し、今年は初めて単独ブースを持つことになった。なかなか試聴の機会の少ない完全DC・無帰還の回路設計の世界観を楽しむことができる。

ブースでは同社のモノラルパワーアンプ「TBP-ZERO/EX2」2台でMAGICOのスピーカーを駆動。コントロールアンプは「TBC-ZERO/C」で、フォノイコライザーには新製品「TEQ-Zero/s」を組み合わせてシステムを構成。電源には高周波ノイズを削減することができるというDENKENSEIKIの「Noisecut AVR」を持ち込んでいるのもこだわりだ。終日、テクニカル・ブレーン代表の黒澤直登氏によるデモンストレーションが行われている。

フィデリティムサウンドのブースでは、47研究所と共同開発した、アクティブとパッシブを切り替えできるスピーカー「Duo5Active Black Cherry」が初登場。同スピーカーでは、ユニットにマークオーディオを使用し、47研究所が開発した「4706Gain Card」をモディファイしたモノラルアンプが左右独立で搭載されている。電源も専用リニア電源を用意し、CDプレーヤーとこのスピーカーを組み合わせるだけというシンプルなシステムも実現可能だ。

また、今回初の試みとして、大学のオーディオサークルによる自作アイテムの発表の場、オーディオカレッジコンソーシアムのブースも展開された。こちらは、学生が自由な発想でマークオーディオ「OM-MF519」のエンクロージャーを制作したもので、芝浦工業大学、東京都市大学、和歌山大学が参加している。

合体ロボのような外観を持つ「SO-1」はスター・ウォーズにインスパイアされて設計されたものとのこと。本体とパイプで連結された3つの機構によって低音の増幅を図っているそうだ。また、皮製品の加工を趣味として手がけるという東京都市大学の学生は、皮をキャビネットとしたスピーカーを制作。ユニットとターミネーターの間はほぼ中空ということで、スピーカーから音が出ると皮の震えが感じられるのも新鮮。他にも、トランスミッションライン方式を採用した芝浦工業大学オーディオ研究会のスピーカーや、自作イヤホン、ヘッドホンなども展示されていた。

そのほか、物販エリアでは、ティートックレコーズ、コンバック、フォンテック、オクタヴィアレコードなど各レーベルこだわりの高音質盤のセールのほか、各社オーディオ雑誌の購入も可能。会期最終日となる明日2月1日にミニライヴ&試聴会を行うギタリスト井上仁一郎さん、ヴァイオリニストの窪田真佑子さんのCDもここで購入できる。

本イベントの会期は明日2月1日17時まで。会場はお茶の水のホテルマイステイズで、入場無料。