アキュフェーズは、プレシジョン・ステレオ・プリアンプのフラグシップモデル「C-3900」を7月中旬より発売する。価格は1,900,000円(税抜)。

同社の創立50周年記念モデル第二弾として、プリアンプ「C-3850」の内容を一新し、これまでに培ったノウハウを結集。最高峰の性能と音質を誇るという製品。

同社独自のフルバランス式ボリュームコントロール機構「Balanced AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)」を2回路並列駆動する「Dual Balanced AAVA」を新開発して搭載。約30%のノイズ削減に成功したという。なお、Balanced AAVAはAAVAを2回路並列駆動させたものであるため、本機は合計4基のAAVAを搭載するかたちとなる。

Dual Balanced AAVAの入力アンプは、高速でローノイズかつ高出力電圧特性を持つという「MCS +」カレント・フィードバック増幅回路4個で構成されており、さらに入力バッファー部で信号を大振幅化し、後段で圧縮する手法により低雑音化。加えてI-V変換アンプに主アンプの雑音と歪みを副アンプで打ち消す「ANCC」を採用することなどにより、定格出力時S/Nが118dB、入力換算雑音-130dBVを実現している。

アンプ回路は入力バッファー、AAVA、バランス出力、ヘッドホンアンプなど左右合計16のユニットで構成されており、これらをガラスエポキシ基材のマザーボード上に左右独立構成で配置。それぞれは8mm厚の硬質アルミフレームに強固に保持され、相互の電気的干渉、物理的振動を抑制する。

電源トランスには、放熱フィン付き鋳造アルミケース入りの高効率トロイダル・トランスを2個採用。さらに新規開発の10,000µFの大容量・高音質アルミ電解コンデンサーを各6個ずつ、左右chのフィルターとして独立させて搭載することでモノフォニック仕様の電源部を構成。加えて左右チャンネルの配置の分離や、全ユニットアンプに低インピーダンス電源を搭載することにより、アンプ間の相互干渉を徹底的に防止し、電気的特性や音質の向上を可能にしたという。

入力端子はRCA×6、XLR×4、レコーダーPLAY×1の計11系統を、出力端子はRCA×2、XLR×2、レコーダーREC×1の計5系統を装備。加えてRCA/XLRの外部プリアンプ入力を1系統ずつ装備する。

外形寸法は477W×156H×412Dmmで、質量は24.6kg。OFC導体を5芯マルチ構造で採用した電源ケーブル「APL-1」と、赤外線パルス方式リモコン「RC-250」が付属する。