コルグは、4Kやハイレゾでの動画配信が可能なシステム「Live Extreme」の機能を強化。HLS形式の配信にも対応したことにより、従来非対応だったiPhoneを含む、全ての代表的なプラットフォームでのウェブブラウザ再生に対応したことや、世界で初めてマルチチャンネルによるハイレゾ音声のライブストリーミング配信が可能になったことなどを発表した。

また、Live Extreme公式サイトをリニューアルし、フォーマットの違いを比較試聴できるサンプルコンテンツも公開。そのほか、直営スタジオ「G-ROKS」にて「Live Extreme 配信パッケージ」の提供を開始したことも発表した。

Live Extremeの機能強化では、まず再生対応プラットフォームを拡張。MPEG-DASHに加え、HLS形式の配信にも対応し、従来非対応だったiPhoneを含む、全ての代表的なプラットフォームでのウェブブラウザ再生に対応した。

また、今回のアップデートで、OS標準のマルチメディア再生APIやソフトウェア・ライブラリとの再生互換性も確保されたことから、ハイレゾやDSDの再生に対応したネイティブアプリの開発が容易になったと説明。Live Extreme再生に対応したネイティブアプリのサンプル・プログラムを用意し、今後Live Extremeのシステム導入企業へ技術提供していく。

そして、世界初(コルグ調べ)のマルチチャンネルハイレゾ音声ライブストリーミング配信は、最大PCM 384kHz/24bit、DSD 5.6MHzに対応。同機能は、サラウンド音声としての配信だけでなく、最大4系統のステレオ音声(主音声+副音声)の配信としても利用できる。これにより、例えば7.1chや5.1.2chハイレゾ音声によるパブリック・ビューイングや、ミキシング違いによる複数音声の同時配信など従来のストリーミング技術では困難だったアプリケーション創出が可能になるとしている。

公式サイトのリニューアルでは、過去に配信したコンテンツのサンプルを無償公開。そのほか、Live Extreme関連ニュースや、Live Extremeを使った今後の配信予定スケジュールなどの情報を発信していく。また、開発者ブログや音声メディアを使った技術情報の発信を順次開始していく予定だとしている。

サンプルコンテンツは、阪田知樹によるショパン(バラキレフ編曲)「ロマンス」、TENDRE「Life」、藤田恵美「The Water is Wide」を用意。同じ曲でフルHD+48kHz/24bitや4K+192kHz/24bitなどフォーマット違いを公開しており、聴き比べできるようになっている。

【問合せ先】

コルグ 技術開発部 Live Extreme 担当

EMAIL/ live-extreme@korg.co.jp