フェーズメーションは、フォノイコライザー「EA-1000」の後継機となる3筐体による管球式無帰還型フォノイコライザー「EA-1200」を11月下旬より発売する。価格は税込1,210,000円。

Lch、Rchと電源部をそれぞれ独立させた3筐体となっており、フロントのスイッチでMMとMCの切り替えが可能。またバランス/アンバランスの入力切り替えができるスイッチと、イコライザーカーブの切り替えスイッチを搭載。ステレオ用のRIAA、モノラル専用のMono1(DECCAレーベル等で使用)、Mono2(コロムビアレーベル等で使用)の選択ができる。

MC昇圧トランス上位モデル「T-1000」相当のトランスを内蔵。ユニットアンプとしては音質の定評ある「ECC-803Sの無帰還SRPP型増幅回路」+「ECC-802S」による低インピーダンス出力カソードフォロアーを採用。

イコライザー回路にはLCR型を採用し、信号系での電力損失と誘導ノイズを最小に抑えることに加え、大型コイルや高音質フィルムコンデンサ等の高音質部品を採用、入力された情報をロスなく最終段に出力するとしている。

整流回路には十分な容量を持つRコア電源トランスを使用し、原理的にスイッチングノイズの発生しない整流管「5U4G」とチョークコイル2個を左右独立で使用。電源トランス、チョークコイルには磁気シールド対策を施し、よりクリーンで強力な電源をアンプ部に供給する。またアンプ部のヒーター電源には3端子レギュレーターによるDC点火を採用する。

デザインはEA-2000を踏襲し、10mm厚のアルミスラントフロントパネルと、1.6mm厚の銅メッキ鋼板シャーシベース、2mm厚アルミ材に磁気シールドを配したカバーで構成。フットには重量級金属インシュレーターを採用する。

サイズはアンプ部が210W×93H×365Dmmで質量4kg、電源部が210W×93H×346Dmmで5.8kgとなっている。入力感度は2mV(MM)、0.1mV(MC)、適合インピーダンスは47kΩ以下(MM)、1.5〜40Ω(MC)となっている。