(株)ズームは、タッチスクリーン搭載のマルチトラックレコーダー「R20」を11月より発売する。価格はオープンだが、税込50,000円前後での実売が予想される。

「R20」は、4.3インチのタッチスクリーンを搭載する新世代のマルチトラックレコーダー。直感的な画面タッチ操作によって、録音データのリージョン単位での移動や削除、コピー&ペースト、ループ、分割編集などのエディットやミックス操作が直感的に行えるとしている。

録音は、最高44.1kHz/24bitのWAVフォーマットにて、最大で同時に8トラックまで可能。また、最大16トラックの同時再生とパートレコーディングに対応し、シンガーソングライターの宅録や、バンドの一発録り、ドラムのマルチマイク録音などに活用できる。外部USB MIDIキーボードを接続してのMIDIノートへの変換や、最大1TBのSDHC/SDXCカードのダイレクト録音にも対応する。

ミキサー/レコーダーとしての操作面では、トラック別に色分けされたフェーダーとGAINノブ、REC/PLAY/FF/REWのトランスポートキーによって、誤操作を防ぎつつ素早く的確な操作が行えると説明する。また、各トラックごとに、3バンドEQ/コンプレッサー/リミッター/ノイズゲート/PANの設定が可能だ。

入力端子として、6系統のXLRマイク入力と、2系統のXLR/TRSコンボジャックを搭載。インプット5-6/7-8は48Vファンタム電源、インプット1はギター/ベースなど楽器を直接接続できるHi-Z入力に対応する。背面にはMASTER OUT(TRSフォンジャック×2)/PHONE出力、USB Type-C端子を搭載。最大8イン/4アウトのUSBオーディオインターフェースとしても利用できる。

別売のBluetoothアダプター「BTA-1」を装着することで、iOSアプリ「R20 Control」に対応。iPhoneやiPadからのリモートコントロールや、画面の表示内容を音声で読み上げるアクセシビリティ機能が利用できる。

そのほか、外部USBメモリを経由し、WAV/SMFデータの読み込みやプロジェクトのバックアップ保存が可能。アプリ「Guiter Lab」対応のマルチエフェクトや、バックトラック制作用の150種のリズムループパターン、18種のFMシンセ音源も内蔵する。

消費電力は最大11W、外形寸法は378W×58H×206Dmm、質量は1.33kg。付属品としてACアダプターが同梱する。