完実電気は、11月5日よりThunder Data社「Silent Angel」ブランド製品の国内取扱を開始する。第1弾ラインアップとして、ミュージックストリーマーの「M1」、ミュージックサーバーの「Z1」、ネットワークハブの「N16」「N8」が登場する。発売は11月18日。

価格はすべてオープンだが、税込の予想実売価格は以下の通り。

ミュージックストリーマー(DACあり) 「M1」169,400円前後

ミュージックストリーマー(DACなし) 「M1T」110,000円前後

ミュージックサーバー「Z1」 220,000円前後

ネットワークハブ「N16」 187,000円前後

ネットワークハブ「N8」 49,940円前後

「Silent Angel」は、オーディオ用NASメーカーで開発設計に携わっていたEthan氏とChorus氏によって2014年に設立されたブランド。2017年からはThunder Data社のバックアップを受け、ネットワークオーディオ関連製品を積極的に手がけている。

「M1」ならびに「Z1」は、Linuxベースの独自OS「VitOS」を搭載することが大きな特徴となっている。

「M1」は、NAS内やUSBで接続したHDD上の音楽データ再生のほか、ストリーミングサービスにも対応するミュージックストリーマー。再生サンプリングレートは、DSD11.2MHzとPCM768kHzまでに対応。Spotify Connect、Roon Readyにも対応する。また、2022年1月以降、TIDALならびにamazon music HDにも対応するとしている。iOS/android用専用アプリ「VitOS Orbiter」で操作可能。

ストリーマーならではの高音質設計がなされており、デジタル・アナログ回路の分離のほか、各経路の最短化を実現。グランド用の回路を個別に設けるほか、アルミ削り出しヒートシンクを搭載、EMIアブソーバーなどを配置しノイズ対策を行なっている。

M1のみに搭載されるDACチップはESSの「SABRE 9018Q2M」を採用。またヘッドホンアンプもM1のみに搭載され、ディスクリート設計となっている。

デジタル出力はUSBのほか、AES/EBU、I2S、Coaxialに対応。外部ストレージ用のUSB2.0を2系統搭載、RJ-45の端子は1000BASE-Tに対応する。サイズは155W×110D×504Dmm、質量は1.63kg。

ミュージックサーバー「Z1」は、オーディオ用のミュージックサーバーで、Roon Server、DLNAレンダラーに対応。AirPlay2、Spotify Connectにも対応する。またUSB出力端子も搭載する。

筐体はアルミ削り出しのトップパネルに、鏡面仕上げのステンレス鋼をボトムに採用。SATAケーブルなど内部配線を新規開発するほか、省電力CPUを搭載し、CPUから発生するノイズも最小限化しているという。

搭載端子はUSBオーディオ出力のUSB2.0のほか、ストレージ拡張用のUSB3.0/2.0を搭載。ネットワーク端子は1000BASE-Tに対応するRJ-45を搭載する。専用アプリ「VitOS Manager」で操作可能。サイズは200W×200D×65Hmm、質量は3.75kg。

ネットワークオーディオ用スイッチングハブ「N8」は、100/1000BASE-Tに対応する8ポートのRJ-45端子を搭載。

オリジナルのクロック「Silent Angel TCXO」を搭載、筐体内の温度変化に左右されず正確な水晶発振が可能になるため、正確なデータ転送とジッターの低減を実現するとしている。

また高性能EMIアブソーバーをN8のボトムに設置、またコモンモードチョークを搭載しコモンモードノイズ対策も行なっている。電源供給回路にもノイズフィルターを採用、ACアダプターも医療用グレードのものを採用している。サイズは154.5W×85D×26Hmm、質量は350g。

「N16」は、「N8」をベースに、独立した8ポートのハブを2セット組み合わせたもの。電源供給回路もゾーンごとに独立させるほか、トロイダルトランスにより電源まわりも強化されている。「N8」同様にSilent Angel TCXOを搭載、EMIアブソーバーやコモンモードノイズチョークなどでノイズ対策も実施。サイズは441W×166D×44.1Hmm、質量は3kg。