第30回目となるオーディオ・セッション in OSAKAが、11月13日(土)と14日(日)の2日間、心斎橋のハートンホテル別館にて開催されている。昨年は新型コロナウイルス感染防止対策の観点から中止となり、2年ぶりの開催となる。その模様をレポートしよう。

【565:トップウイング・サイバーサウンド・グループ】

トップウイング・サイバーサウンド・グループは、同社取り扱いのアナログプレーヤーTIEN、TOPWINGブランドのカートリッジ「朱雀」を中心としたアナログシステムと、iFi audioの「ZEN STREAM」を中心としたファイル再生システムの両方を展開。スピーカーにはGENELECのパワードスピーカーを組み合わせ、シンプルだがオーディオマインドに溢れる組み合わせを提案。

また、参考出品として新たにTOPWINGブランドとしてケーブル開発をスタートすることを発表。ライン/フォノ用途の4芯ケーブルとなっており、外径3.0mmという非常に細いケーブルとなる。7本の芯線構成で、振動特性を確保しているという。製造はモガミ電線に依頼するという。

名称等の詳細はまだ検討中とのことだが、予価約1,500円/m、1.5mの完成品は約30,000円程度を予定しているという。来春には発売開始。また、「ZEN DAC」向けのトランス式ACアダプター(5V対応)も開発が進行しており、こちらの予定価格は5,000円程度としている。

【457:アイ・オー・データ機器】

アイ・オー・データ機器は、Audio Renaissanceで先行発表していたfidataブランドのCDトランスポート「HFAD10-UBX」をリアルイベントとしては初披露。デジタル周りのノイズ対策などを追い込んでいくことで、デジタル再生のさらなる高音質を追い込んでいけることをアピールする。

また、SoundgenicがSpotify connectに対応したことを受け、Soundgenic+クリプトンのDAC内蔵アクティブスピーカー「KS-11B」との組み合わせによるシステムを提案。Spotifyをオーディオグレードで聴き放題になるシンプルなシステムを紹介していた。

【風:ハーマンインターナショナル】

ハーマンインターナショナルのブースでは、JBL、マークレビンソンといった人気ブランドに加え、新たに取り扱いを開始したARCAMブランドも展開。ARCAMの「CDS50」は、税込15万円以下でSACDが再生できるものとしてすでにユーザーからの大きな引き合いが集まっているという。

スピーカーにはJBLの「Everest67000」、75周年モデルの「L100 Classic 75」、HDIホーンを搭載する「HDI-3800」と彩豊かなラインアップを展示。それぞれマークレビンソンの“5000番台”や、JBLのプリメイン「SA750」などと組み合わせ、それぞれに魅力的なラインアップを聴かせていた。

【465:オーロラサウンド&Wefieldウインテスト&ズートコミュニケーション】

ルーム「465」では、オーロラサウンドのフォノイコライザー&アンプ、amphionのスピーカーでデモを展開。スピーカーはブックシェルフ型の「Argon0」とフロア型の「Argon7LS」を用意、カートリッジには、貴重な屋久杉をボディに使用したanalog Relaxの「EX-1000」を組み合わせている。

ブルーノートオールスターズによるLP『アワー・ポイント・オブ・ビュー』では、アナログの旨みを存分に引き出すような密度感とグルーヴ豊かなサウンドがスピーカー間に展開される。

また、参考出品としてオーロラサウンドの「EQ-100」を展示。ターンオーバーとロールオフをそれぞれ設定できるフォノイコライザーとして、2022年の発売を予定して計画を進めているという。

【アゼリア:協同電子エンジニアリング&CSポート】

アゼリアルームでは、PhasemationとCSポートという国産真空管ブランドがデモンストレーションを展開。スピーカーにはソナス・ファベールの「Amati Tradition」を駆動。Phasemationは6筐体式という前代未聞のフォノイコライザー「EA-2000」に込めたブランドの技術力を中心に解説。

CSポートの目玉は、大型三極管「212E」を活用したモノラルパワーアンプ「212PAM2」。巨大な真空管が独特の存在感を漂わせる。プレーヤーには同社の「TAT2」、プリアンプ「C3PR」、フォノイコライザー「C3EQM2」を組み合わせ、アクセサリーとして大ヒットを飛ばした除電アイテム「IME1」も活用しながら、リアルで温かみのあるアナログサウンドを展開していた。