ロームは、同社の高音質オーディオ機器向けラインアップとして、新たにDACチップ「BD34352EKV」を開発したことを発表した。上位モデル「BD34301EKV」の基本コンセプトを継承し、「音源のもつエネルギーを力強く表現できるようにチューニング」したものとしている。

「BD34352EKV」の対応サンプリング周波数は32kHz〜768kHz/32bitと、DSDは最大22.4MHzまで。SN比126dB、THD+Nは-112dBというスペックを実現した。また上位モデルと同等のデジタルフィルタを搭載しており、豊富なカスタマイズ機能で、機器に合わせた音質チューニングが実現できると説明する。

また音質性能を高めるため、DA変換回路の電流セグメントの電源インピーダンスを極限まで低減するほか、配線のレイアウトを最適化することで、クロック遅延を低減。またデジタルフィルタも、微小信号でも忠実に信号処理できるように設計されているという。

「BD34352EKV」は「BD34301EKV」とピンコンパチブル(端子互換)で使い分けができる。サンプル価格1個1,500円前後(税抜)で、オンラインサイトから1個単位で購入できる。さらに、音質を評価できる評価ボード「BD34352EKV-EVK-001」も同時に発売となる。