ドイツ時間5月19日10時より、HIGH END MUNICH(以下ミュンヘン・ハイエンド)が開幕した。新型コロナウイルス蔓延の影響により2020年、2021年は2年連続で中止となり、今年は3年ぶりの開催となる。

開催に先立ち開催されたプレス向けのカンファレンスで、HIGH END SOCIETYのドライシェルフ氏は、「2年間おまたせしました。ここで皆さんをお迎えできてとても嬉しいです」と喜びを語ったあと、以下のように続けた。

「今年はハイエンドがスタートして40年目になります。最初はデュッセルドルフでスタート、その後フランクフルトで21年、ミュンヘンに移ってから16回開催されました。今年は世界41カ国から、450の出展者、800のブランドに集まってもらうことができました。トレードビジターとしての参加者は4000人、ジャーナリストは350人来てくれました。さまざまな感染対策の準備を整えてきたことで、これだけの大規模なショウを開催することができてとても光栄です」

続けて今回のアンバサダーであるアラン・パーソンズ氏が登壇。「私は音楽家としてプロオーディオの世界で長く関わってきましたが、このようにハイエンドのオーディオのイベントに参加できることができてとても光栄に思います。1980年代にアナログからデジタルに移り変わってきたときは、ソニーやタスカムのレコーダーなどを活用していました。昨今はまたアナログレコーディングに戻ってきているところもあります。また、2年前にもヘッドホン再生やイマーシブオーディオにも大変関心があります。2年前にイマーシブアルバムでグラミー賞を獲得しましたが、その頃よりもさらに新しいアプローチも生まれてきています」とあいさつした。

今回のショウでは、ジャンルを問わずさまざまなオーディオのイノベーションが登場していることが大きな特徴だという。スピーカーやアンプ類はもちろんのこと、最先端のデジタル機器から、改めて注目されるアナログの豊かさも追求。またはコネクティビティに必要なケーブル類、トランスデューサーやDAコンバーターなどのパーツについても新しい可能性が追求されている。

また、今回は新しく世界中のスタートアップ企業も参戦。スピーカーやターンテーブルなど新しいアプローチにも注目してほしいとしている。