協同電子エンジニアリング(株)は、自社ブランドPhasemation(フェーズメーション)より、マルチアンプシステム用4ウェイチャンネルデバイダー「CHD-1000」を12月中旬に、「EA-1200」専用の追加電源ユニット「PS-1200」を11月下旬に発売する。価格はCHD-1000が2,970,000円、PS-1200は473,000円(ともに税込)。

CHD-1000は、クロスオーバーフィルターに、位相リニアとなる6dB/OctのCR一段型を採用。前後にパッシブアッテネーター「CM-2200」で採用したATT用オートトランスをアレンジして配置することで、フィルターの前後に対して常にHigh入力インピーダンス、Low出力インピーダンスを実現したというモデル。なお、クロスオーバーフィルターの周波数については、受注時に指定が可能となっている。

さらに、アレンジされたオートトランスを入出力に配置したことで、バランス/アンバランス両対応の入出力端子を装備。レベル調整ATTを備えないサブウーファー出力のみアンバランスのみの対応となる。

入力段に設置するトランスのコア材には「極薄0.1mm スーパーマロイ材」を使用、巻線材はPC-Triple Cのポリウレタン線を特注。各帯域に対し-3、-6、-10、-16dBの固定ATTを構成可能としている。また各帯域出力段には0 - -20 dB間で1dBステップのレベル調整とツマミと-0.5dBの追加スイッチが備えられている。

外部誘導ハム対策として、1.6mm厚鋼鈑に銅メッキを施したシャーシベースと、誘導ハムシールドを配した2.0mm厚ケースカバーを採用。加えて、トランス付近に配置された磁気シールド材によって2重構造としている。

また、ATTトランスはハイダンピングラバー材で本体からフローティングされることで、外部振動の伝播を抑制。フロントパネルには、10mm厚スラントアルミパネルを採用することで、剛性の確保と磁気歪の低減を実現したという。

周波数特性は10Hz - 100kHz(+0、-3dB)、入力インピーダンスは47kΩ以上、チャンネルセパレーションは100dB以上(20Hz - 20kHz)、出力インピーダンスは250Ω以下。入力端子はRCA×1、XLR×1、出力端子はRCA×5、XLR×4を装備する。外形寸法は430W×93H×359Dmm、質量は8kg。

PS-1200は、Lch、Rch、電源部を独立させた3筐体構造のフォノアンプEA-1200用のグレードアップ電源。Rコア電源トランスと、整流管「5U4G」、左右独立のチョークコイル2基を使用した整流回路を採用し、クリーンで強力な電源をアンプ部に供給するとしている。

電源供給能力の向上策として、付属のショーティングコネクタを装着することで、EA-1200では左右独立に使用されていたチョークコイル2個と電解コンデンサー2個が並列接続化。電源の出力インピーダンスが下がり、電源の供給能力が大幅にアップするとアピールしている。

筐体部は10mm厚アルミスラントフロントパネル、1.6mm厚の銅メッキ鋼板シャーシベース、2mm厚アルミ材に磁気シールドを配したカバーにて構成。剛性の確保と磁気歪の低減を実現したとのこと。

消費電力は33W(100VAC 50-60Hz/PS-1200 EQ1台使用時)。外形寸法は210W×93H×346Dmm。質量は6.0kg(電源部)。付属品としてAC電源ケーブルと先記のショーティングコネクタを2個同梱する。