「2022東京インターナショナルオーディオショウ」(TIAS)が、本日10月28日(金)から30日(日)にかけて、有楽町の東京国際フォーラムにて開催中だ。本項ではフェーズメーション、フューレンコーディネート、SOULNOTEブースの様子を紹介しよう。

■フェーズメーション(協同電子エンジニアリング(株))

協同電子エンジニアリングが取り扱う自社ブランド・フェーズメーションでは、同ブランドの創立20周年を記念し、これまで培ってきた総力を結集した新モデルを多数展示している。

注目製品では、12月上旬頃に発売を予定しているフラグシップMCカートリッジ「PP-5000」が登場。ブランドとして初めて、カンチレバーにダイヤモンドを採用したことが大きな特徴となっている。担当者によれば、PP-5000を目当てにブースに訪れる方が多いとのことで、その注目度の高さが伺えた。

続いて、ゲイン増幅機能を搭載したパッシブアッテネーター「CM-2200」の実機も展示。2018年に発売した「CM-2000」の後継機種にあたるモデルで、バランス仕様のアッテネータートランス巻線の見直しを図り、新たに+6dBのゲイン増幅機能を搭載したとのこと。

また本イベントが初出品となる、211パラシングル モノラルパワーアンプ「MA-5000」も参考出品。実際に本機を使用した試聴デモも行われ、いち早くその実力をチェックすることができる。なお、発売は2023年春頃を予定しているとのこと。

MA-5000への来場者の反応も好感触の様子。また本機の特徴について「音の立体感や広がりの良さに注目して聴いてみてほしい」とアピールしていた。

さらに、こちらも創立20周年記念モデルとなる新ヘッドシェル「CS-1200/900」を各色展示。そのほかにもMC昇圧トランス「T-1000」「T-2000」や管球式フォノアンプ「EA-2000」「EA-1200」、MCカートリッジ「PP-2000」といった同ブランド製品が多数展示されていた。

■フューレンコーディネート

フューレンコーディネートのブースでは、5年ぶりのモデルチェンジとなったPIEGAの新スピーカー「Coax Gen2シリーズ」の試聴デモを実施。本シリーズから、フロアスタンディング型の「Coax611」と、ブックシェルフ型の「Coax411」の2モデルが今回初披露されている。

ブース内では、Coax Gen2シリーズをOCTAVEの真空管アンプと組み合わせて再生。筆者がブースに出向いた際には、OCTAVEのプリアンプ「HP700 SE」、モノパワーアンプ「MRE220」を使用して、Coax611の試聴会が行われていた。

Coax Gen2シリーズの特徴について担当者は「全体を通してあらゆる部分をブラッシュアップし、正統進化させた」とアピール。またその音色について、「実際に試聴してもらえるとノイズや歪みの少なさを実感していただけるはず」と、そのポテンシャルに大きな自信をみせていた。

そのほかにも、OCTAVEのプリメインアンプ「V16 Single ended」「V40SE」や、NUPRiMEのステレオパワーアンプ「AMG STA」、GALLO ACOUSTICSの2ウェイスピーカー「STRADA 2」、PIEGAのスピーカー「Premium」シリーズなど、同社取り扱い製品が多数展示されていた。

■SOULNOTE

(株)CSRが展開するオーディオブランドSOULNOTEでは、今年発売の新モノラルパワーアンプ「M-3」の試聴デモを実施。SOULNOTEこだわりの無帰還シングルプッシュプル構成を採用しており、電圧増幅段は、無帰還作動回路「Type-R回路」をパワーアンプ用に新設計している。

試聴デモは、M-3と既発製品のプリアンプ「P-3」を組み合わせたシステムで実施。自社講演の時間帯では、(株)CSRの技師・サウンドマネージャーである加藤秀樹氏による解説をまじえながら、レコードやファイル音源などの試聴が体感できる。

また、一部の時間帯に設けられているフリータイムでは、来場者が好きな音源を再生できるといった試みも行われていた。記者が取材したときも、ほぼ満員の大盛況となっていた。