スタジオイクイプメントは、ドイツのターンテーブルブランド「Dual」の取り扱いを開始。100台限定生産のリファレンスモデル「Primus Maximus」を始めとする6機種を12月10日より発売する。

ラインナップと価格(すべて税込)は下記のとおり。

■マニュアル

・Primus Maximus 1,474,000円

・CS618Q 165,000円

・CS518 121,000円

・CS418 99,000円

■フルオート

・CS429 121,000円

・CS329 77,000円

Dualはドイツで100年の歴史を持つという老舗ブランドで、日本にはおよそ20年ぶりに再上陸を果たす格好。今回、上記のようにフルオート式のエントリーモデル「CS329」から限定生産のフラグシップモデル「Primus Maximus」まで6機種を一斉発売する。

■Primus Maximus

Primus Maximusは、「Dual社の歴史の中で使われてきた最高のテクノロジーを、21世紀に向けて磨き上げ、継承するモデル」だとのこと。“ハイエンドオーディオ向けに特化した設計”のダイレクトドライブ式を採用しているという。

シャーシはアルミニウムとMDF木材にて構成し、モーター、プラッター、アームは10mm厚のアルミニウムに固定。トッププレートとベースプレートを連結することで、振動を最小限に抑えるよう配慮している。

プラッターには、無垢のアルミブロックからの削り出しで、表面をブラスト加工と酸化皮膜処理で磨き上げた重さ2.7kgの重量級プラッターを採用。プラッターの重量とモーターのレギュレーションを正確にマッチングさせることにより、ワウやフラッターを極限まで低減しているという。

トーンアーム部はツインジンバル構造を採用し、トーンアーム・ベースとジンバル・エレメントもアルミ無垢材から削り出したもの。精密ピボット・ボール・ベアリングを使用することで、トーンアーム・アセンブリの長寿命化を図っている。また、トーションスプリングで調整するスプリングロードトラッキングフォースキャンセラーも採用している。

カートリッジはOrtofon Quintet Bronzeが付属。なお、他の5機種がフォノ入力とライン入力の両方に対応するのに対し、本機はフォノ入力のみへの対応となる。

■CS 618Q

水晶安定化方式やコアレスモーター、2重シールドによる漏洩磁束対策などを採用することで「回転数を完全に安定させ、ノイズや振動のない動作を実現した」とアピールするランブルフリー・ダイレクトドライブ採用モデル。重厚なアルミダイキャスト製プラッターを採用するほか、2.5mm厚のゴムマットで共振減衰を図っている。

シャーシはMDF材で、エラストマー振動吸収材を内蔵した脚部を採用。トーンアームはツインジンバル構造で、Ortofon 2M Blueカートリッジを搭載している。また、高精度ピボット・ボール・ベアリングを採用した堅牢なアルミニウム構造だともしている。そのほかオートストップ機能、および自動アームリフト機能を備えている。

■CS 518

ベルトドライブ方式を採用したモデル。低振動DCサーボモーターの採用やラバーマウントによって振動減衰を図っている。

ダイレクトドライブの上記「CS 618Q」と同様に、トーンアームにピボットボールベアリングによるツインジンバル方式を採用。Ortofon 2M Blueを搭載する点、エラストマー振動吸収材内蔵の脚部を採用したMDF材シャーシである点なども共通。一方、本機はオートストップ機能と自動アームリフト機能は搭載していない。

■CS 418

同ブランドにおけるマニュアルモデルのエントリー機。ツインジンバル式ではないものの、上位機種と同じフルアジャスタブルトーンアームを採用し、Ortofon 2M Redを付属する。

ドライブ方式はベルトドライブ式で、MDF材のシャーシにはエラストマー振動吸収材内蔵の脚部を採用。オートストップ機能と自動アームリフト機能は搭載していない。

■CS 429

フルオート式で、ベルトドライブ方式を採用。ドライブには精密な光学式速度制御を採用しているとのことで、ラバーマウントによって振動減衰も図っている。

本機もフルアジャスタブルトーンアームを装備。カートリッジ、ピックアップを変更し、それに応じてトラッキングフォースとアンチスケーティングを変更することもできる。また、内部はラバー・ダンピング構造を採用することで、トーンアームとプラッターを外部振動から切り離している。シャーシは振動吸収材を内蔵したMDF材で、エラストマー振動吸収材内蔵の脚部も採用している。

■CS 329

フルオート式のエントリーモデルで、ベルトドライブ方式を採用。上記CS 429が採用する光学式速度制御を本機では省いたほか、シャーシをMDF材とプラスチックで構成された台座にすることなどで低価格化を実現した。