PDNは、BLUESOUNDの設立10周年を記念した限定モデル「NODE X」を120台限定で8月に発売。指定販売店で本日5月12日より予約受付を開始する。価格はオープンだが、税込12万円前後での実売が予想される。

BLUESOUNDの日本導入は、2019年の「NODE 2i」からスタートしたが、第1世代モデルの発売は2013年に遡る。10周年記念モデルとなるNODE Xは、製品設計の優れた部分をさらにブラッシュアップ。同カテゴリー製品のオーディオ・パフォーマンスとユーザビリティの新しいスタンダードを確立させたとアピールする。

現行モデルに当たる2021年発売モデル「NODE」から、搭載DACをESS「9028Q2M」へと刷新。高い音楽性、ゼロに近いレベルのクロックジッター、超低ノイズと歪み、広いダイナミックレンジを出力すると謳う。

筐体正面に据えられたオーディオ出力部は3.5mmミニジャックから6.35mmジャックへと変更。アンプ部には特許取得済みのフィードフォワード・エラー補正機能を備えたTHX AAA(Achromatic Audio Amplifir )を採用した。極めて低いレベルのノイズ、歪み、電力消費量を実現し、リアルな音再生と疲れにくいリスニング体験を提供することで、HiFiシステムのストリーミングソースとしてだけでなく、ヘッドホンリスニング用のハイレゾ・ストリーマーとしても活用できると同社は説明する。

現行モデルとの差異として、従来別売オプションとしていた赤外線リモコン「RC1」を標準で付属。筐体カラーはブラック・ホワイトと異なるシルバー仕上げが施される。パッケージも10周年を記念した特別なものとなる。

その他の点は共通しており、CPUにはARM「CORTEX A53」クアッドコア1.8GHzプロセッサーを搭載。インターフェイスとしてHDMIeARC、光デジタル、アナログステレオ・同軸デジタルRCA端子、USBオーディオ2.0(Type-A)を備える。

通信は、Bluetooth5.0、Wi-Fi 5(802.11ac、2.4 / 5GHz)に対応。ワイヤレスプロトコルはAir Play2をサポートし、同社の展開するマルチルーム音楽管理プラットフォーム「BluOS」にも対応する。

なお、同製品は5月18日〜21日にミュンヘンで開催される「High End 2023」に出品予定。日本では上記の通り120台限定で指定販売店にて販売される。取り扱い店舗は下記の通り。

東京都

・ダイナミックオーディオ5555

・ダイナミックオーディオトレードセンター

・サウンドクリエイト

・オリオスペック

愛知県

・オタイオーディオ

・第一無線

・ノムラ無線

岐阜県

・サウンドハンター岐阜店

大阪府

・シマムセン

福岡県

・吉田苑