(株)ゼファンは、新たにイタリアの真空管アンプブランド「RIVIERA(リビエラ)」の国内取扱を開始することを発表。第一弾製品として、フラグシップとなるプリアンプ「APL01SE」とモノラルパワーアンプ「AFM100SE」を展開する。11月15日より受注を開始している。

価格は、プリアンプ 「APL01SE」が9,350,000円(税込)で、モノラルパワーアンプ 「AFM100SE」が15,180,000円(ペア・税込)。

今年の東京インターナショナルオーディオショウにて発表・展示されていた製品の正式展開が発表されたかたち。RIVIERAは2017年にナポリで設立されたアンプ専門メーカー。長年ハイエンド・オーディオに携わっていたSilvio Delfino氏とチーフエンジニアLuca Chiomenti氏によって設立された。

国内展開は、まずフラグシップのプリアンプとモノラルパワーアンプからスタート。順次ミドルクラスのプリ・パワーやプリメインアンプなども展開していくとしている。

すべての製品に共通する特徴として、「ゼログローバルフィードバック」「クラスA回路設計」「三極真空管」にこだわって開発されているという。

プリアンプ「APL01SE」の電源部は、スイッチング電源を使用せず、ツインチョークフィルターを使用した200VA以上の出力を持つ電源トランスを搭載。独自設計によるパラレル安定化電源で制御されており、トランスの巻線も自社で行っている。

入力部は完全バランス構成で、ミューメタルコアとミューメタルシールドを備えた自社巻線のトランスを採用。ボリュームはTDK電動ポテンショメーターを採用し、ラダー型回路構成によって緩やかで滑らかなコントロールを実現したとしている。

バランス/アンバランス出力部にも、自社巻線のトランスを搭載。シャーシはアルミニウムで外部振動をシャットアウトするとしている。入力端子はバランス2系統、アンバランス5系統、AUX1系統を搭載。出力はバランス2系統とアンバランス2系統となっている。サイズは440W×490D×195Hmm、質量は約30kg。

パワーアンプ「AFM100SE」は、シングルエンド構成の三極管を使った入力段と、ゼロフィードバック、純A級回路を搭載。出力段はバイポーラトランジスタと10ペアのMOS-FETから構成される。

電源部には電気的性能だけではなく音質にも配慮して、インダクタを備えたPIフィルタを搭載。「クリーンで、よりスムーズで、よりエレガントで、自然」なサウンドを実現するとする。また大型コンデンサは使用せず、小型のコンデンサをグループ化することで、高速で大容量を蓄えることができるよう設計されている。

アンバランス入力1系統、バランス1系統を搭載。サイズは260W×585D×275Hmm、質量は35kgとなる。