パナソニックは、新4K衛星放送チューナーを2基搭載する4K対応液晶テレビ “4K VIERA”「HX950」シリーズを8月下旬から発売する。65型の「TH-65HX950」と55型の「TH-55HX950」をラインナップし、価格はオープン。6月26日から予約開始する。

HX950シリーズは LED IPSパネル搭載の4K対応液晶テレビ。BS 4K/110度CS 4K放送対応チューナーを2基、地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを3基内蔵。外付けHDDへの録画も可能で、新4K衛星放送を視聴しながら別の4K放送と地デジ放送の2番組同時裏録も行える。

独自設計のプレミアム液晶ディスプレイを採用。自社工場で高精度にくみ上げている。このパネルではバックライトを強化し、さらに内部の部材構成を最適化することで高輝度を実現、高コントラストな映像表示を可能にした。また新構造によりフレームデザインも刷新し、パネル面とフレームの段差をなくしたフラット構造とすることで、薄型でスタイリッシュなデザインも両立させた。

HDRフォーマットはHDR10/HLG/HDR10+/Dolby Visionをサポートする。部屋の明るさに合わせてHDR映像を自動調整する「明るさ連動HDR」はDoloby Visionにも対応し、4方式すべてにおいて、部屋の明暗に関わらずくっきりとした映像を視聴できる。

HDMI入力端子は4系統(うちHDMI 2端子はARC対応)。複数のHDR対応外部機器との接続を想定し、すべて4K/60p/HDR映像の伝送が可能な18Gbpsの高速伝送に対応。ハイダイナミックレンジで写真の臨場感を伝える「HLGフォト」再生にも対応する。

AIにより地デジ放送などのSDR映像もHDR映像のように高コントラスト化する「AI HDRリマスター」を搭載。新たな画質処理アルゴリズムを採用し、新4K衛星放送のHLG映像信号に含まれる明るさ情報をシーンごとにリアルタイムに解析し、高画質化。新4K衛星放送のHDR(HLG)画質を大幅に向上し、明るく高コントラストな映像を実現するという。

同社独自技術の「ヘキサクロマドライブ」も搭載。プロの映像制作用マスターモニターにも採用される3次元カラーマネジメント回路(3D-LUT)を用いることで、入力された色信号を鮮やかに再現し、明部から暗部まで色と階調を忠実に再現する。

LEDバックライトと信号処理によるコントラスト処理を海合わせた「Wエリア制御」も進化。アルゴリズムをより緻密にし、HDR10/HDR10+/HLGの情報を解析してバックライト制御に活用することで、HDRならではの暗いシーンも高コントラストに表現できるとしている。

そのほか、ダイナミックメタデータを持たないHDRコンテンツに対してシーンごとに輝度情報を解析して調整する「ダイナミックメタデータクリエーション」や、様々な映像に対して最適な高精細化処理を行う「4Kファインリマスターエンジン」、スポーツなどの激しい動きもなめらかでクリアに表示する「オブジェクト検出倍速表示」などの技術を搭載する。

音質面では、2基のフルレンジに加えて、テレビ背面上部に上向きに配置したイネーブルドスピーカーを2基搭載した、総合出力60Wのダイナミックサウンドシステムを採用する。

Dolby Atmosにも対応。内蔵スピーカーのみで迫力ある立体音響を楽しめるとしている。またリモコンマイクで音響環境を計測する「Space Tune Auto」を搭載し、視聴環境に合わせた最適な音質補正を自動的に行う。リモコンマイクは音声操作にも対応する。

NetflixやAmazon Prime Video、YouTube、Huluなど様々な映像配信サービスも利用可能。リモコンにはNetflixとAbemaの専用ボタンを搭載し、Abema視聴中はリモコンのチャンネル切り替えボタンで番組切り替えも可能。ホーム画面は人気のネット動画サービスが登録された「かんたんホーム」 を採用しており、各アイコンにサムネイルを表示してコンテンツを見つけやすく改良したとのこと。

AlexaとGoogleアシスタントにも対応し、スマートスピーカーと組み合わせた音声操作にも対応。スタンド部には地震に強く倒れにくい吸着機能付きの「転倒防止スタンド」を採用。また新たにスイーベル機能も搭載し、視聴位置に合わせて向きを調整できる。

外形寸法/質量(スタンド含む)は、65型が145.1W×89.0H×35.0Dcm/約39.5kg、55型が123.1W×76.6H×35.0Dcm/約28.5kg。専用の壁掛け金具「TY-WK5L3R(65/55型)」も6月26日に発売する。価格は27,000円(税抜)。