アップルは、ストリーミングオーディオサービス「Apple Music」で、空間オーディオとロスレスオーディオの提供を日本でも開始した。本稿執筆時点ではまだ未対応の方もいるようだが、徐々に対応を広げているようだ。iPhoneにおける概要、設定方法、設定項目などをまとめた。

■空間オーディオ

配信される空間オーディオはドルビーアトモスフォーマットのもので、当初は数千のトラックが利用可能と説明している。

J Balvin、Gustavo Dudamel、Ariana Grande、Maroon 5、Kacey Musgraves、TheWeekndなどのアーティストの楽曲が空間オーディオに対応し、対応楽曲にはドルビーアトモスのロゴマークが表示される。また、ロスレスであることも表記されている。

空間オーディオの再生は、ミュージックの設定からドルビーアトモスの項目に入り、「自動」「常にオン」「オフ」を選べる。

H1またはW1チップを搭載したAirPodsやBeatsのイヤホン/ヘッドホン、最新のiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーなどは「自動」に設定しておくと、空間オーディオ楽曲を再生すれば、自動的にモードを切り替える。なおAirPodsの場合、コントロールセンターから音量スライダーを長押しすることで、空間オーディオをワンタップでオン/オフできる。

ドルビーアトモスの空間オーディオ楽曲の中には、上記の、AirPodsなど以外のヘッドホンやスピーカーでも再生できるものもある。これらで再生したい場合は、「常にオン」を選択する。

なお、楽曲をデバイスにダウンロードする際、対応楽曲はドルビーアトモスでダウンロードすることも可能だ。ミュージックの設定からオン/オフできる。

■ロスレスオーディオ

ロスレス音源については、ALAC(Apple Lossless Audio Codec)を採用。カタログ全体となる7,500万曲以上で再生できる。

ロスレスで再生するには、ミュージックの設定から「ロスレスオーディオ」をオンにする。

さらにモバイル通信、Wi-Fi、ダウンロードのそれぞれについて、音質を設定できる。たとえばモバイル通信はAAC 256kbpsで、Wi-Fiストリーミングやダウンロードはロスレスで、といった具合に設定を変えることが可能だ。

3分間の楽曲の場合のデータ使用量も記載されており、高効率(HE-AAC)の場合は1.5MB、高音質(AAC 256kbps)の場合は6MB、ロスレス(48kHz/24bit)の場合は36MB、ハイレゾロスレス(192kHz/24bit)の場合は145MBとなる。

また10GBの空き容量で保存できる楽曲の曲数も、おおまかに示されており、高音質の場合は3,000曲、ロスレスの場合は1,000曲、ハイレゾロスレスの場合は200曲と書かれている。