IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC」が昨年に引き続きオンライン形式で実施。「CEATEC 2021 ONLINE」として、明日10月19日から22日の会期にて開催される。先立って行われたメディア向け先行展示の内、ここではソニーとドルビーブースの内容をレポートする。

■ソニー:イメージング&センシングテクノロジーを中心としたソリューション提案

世界初のCCDイメージセンサーやMOCVDによる半導体レーザーなど、半導体技術による独創的な製品や市場を創出してきたソニーは、イメージング技術と、さまざまな情報を取得・活用するセンシング技術によるソリューションを提案。

モビリティの分野では、先進運転支援システムの発展に伴う自動運転の時代を見据え、人の視覚を超えるセンシング技術を用いたモビリティへの貢献と、車の周囲を360度検知し、早期の危機回避準備を可能とする同社の安全領域の概念をブース内も動画にて紹介。小型ながら高精度・高速な測距を実現する「車載LiDAR向けSPAD距離センサー」や、高感度・HDR・LEDフリッカー抑制を実現する「車載向けイメージセンサー」などのテクノロジーもブース内サイトで紹介されている。

スマートシティの分野では、AIカメラを活用したセンシングソリューションや、ローマ市での実例を交えたインテリジェントビジョンセンサーを用いたトライアルを紹介。映像文化を基点としたエンターテインメントのカテゴリでは、クリエイターの自由な発想を実現するものとして、「α1」「XPERIA1 III」など、既にリリースされている製品を例に出しながら同社センサー搭載のカメラによる表現力の高さをアピールしている。

■ドルビージャパン:ドルビーアトモスを用いた没入型コンテンツの実例

ドルビージャパンでは、同社が提供するイマーシブサウンドフォーマット、ドルビーアトモスを中心とした技術実例を紹介している。

音楽の分野ではアーティストの意図通りに明瞭さとディテールを再現するものとしてドルビーアトモスにフォーカス。「Official髭男dism ONLINE LIVE 2020 - Arena Travelers -」のBlu-ray紹介動画を採用実例の一つとして掲載している。

また、リスナーがドルビーアトモスコンテンツを楽しむ新たな方法として、自動車向けドルビーアトモスをブース内にて発表。同ブース内では、ドルビーアトモス・デモカーでの搭乗体験動画を視聴可能となっている。

ドルビーアトモスを軸として、クリエイター、音楽レーベル、ストリーミングサービサー、また自動車メーカー、カーオーディオメーカーと協業することで、同社は強固なエコシステムを構築しているとアピールしている。