プレシードジャパンは、AVIOTブランドの完全ワイヤレスイヤホン新モデルを披露する「AVIOT 2021新製品展示会」をメディア向けに本日11月4日に開催した。

展示会場には、最新Snapdragon Sound対応の完全ワイヤレスイヤホン「TE-BD21j-ltd」をはじめ、人気モデルを “正統進化” させたとする「TE-BD11t」「TE-D01m2」、女性向けにミラー付きケースの採用やフィット感にこだわった「TE-D01r」「TE-D01i2」、そしてAVIOT初のエントリーモデルとして5,000円前後の価格帯で展開するという、スケルトンデザインが特徴的な「TE-D01gs」など、今冬発売を控える新製品が勢揃いしている。

そのうち、「TE-BD11t」「TE-D01m2」「TE-D01i2」「TE-D01gs」の4モデルは、展示会で初めて明らかにされたかたち。いずれも正式な発売時期や価格は別途アナウンスされる予定。

先日発表されたばかりの「TEBD21j-itd」は、上述のとおり、Qualcomm社の最新プラットフォーム「Snapdragon Sound」を採用した、AVIOT完全ワイヤレスイヤホンの新たな最上位モデルだ。

Snapdragon Soundを搭載することで、高音質コーデック「aptX Adaptive audio」に対応。Snapdragon Sound対応のAndroid端末との組み合わせで、96kHz/24bitのハイレゾ音源をワイヤレスで再生できる。

あわせてシステム全体で89ms(0.089秒)の超低遅延ワイヤレス接続が可能。さらに音声通話用のBluetoothコーデック「aptX Voice」にも対応しており、従来の2倍である32kHzのサンプリングレートによって、クリアな音声通話が実現できるという。

「AVIOT史上 “最高音質” 」と説明されるTE-BD21j-ltdには、3基のドライバーを搭載したハイブリッド・トリプルドライバー構成を採用。これは従来モデルでも用いられているが、本機では各ドライバーの音響特性を解析して新たなチューニングを施し、またダイナミックドライバーにはステジオモニターにインスパイアされたという高密度パルプ振動板を採用するなどして、さらなる音質向上を図っている。

同モデルをベースとして、人気バンド・凛として時雨のドラマーであるピエール中野氏が音質・デザイン面などを監修したしたコラボレーションモデル「TE-BD21j-ltdpnk」も登場する。

ピエール中野氏によるコラボレーションは今回で第5弾。0.1dBオーダーの徹底したチューニングで、原音忠実な再現性に豊かな音楽性を感じられるよう仕上げられているという。またアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の常守朱(CV:花澤香菜)をボイスガイダンスに起用するなど、今回も特別な仕様となっている。

同じくSnapdragon Soundに対応した新たなモデルとして「TE-D01m2」も発表された。価格/機能面でもバランスの取れたモデルとして人気の「TE-D01m」をベースにした完全ワイヤレスイヤホン。TEBD21j-itdと同じく対応端末との組み合わせで、ワイヤレスに96kHz/24bitのハイレゾ再生が可能となる。

ハイレゾ再生も可能なダイナミックドライバーを採用。従来の6mm径から10mm径と大きくなり、音質面も性能を高めている。なお大口径ドライバーを搭載しつつも、本体は従来とほぼ同じサイズをキープしている。また、ハイブッドアクティブノイズキャンセリング機能を搭載することで、従来よりもノイキャン機能を強化している。

人気のモデルをベースに “正統進化” を遂げた新モデルとしてもう一つ、「TE-BD11t」も登場した。AVIOTのスタンダードモデルとしてこちらも人気の「TE-D01t」がベースで、このたび新たにBAドライバーを追加したデュアル・ハイブリッドドライバー構成を採用して音質強化を図っている。

ダイナミックドライバーとBAドライバーを1基ずつ搭載。新たに加わったBAドライバーが高音域を再現性/解像感高く再生でき、またダイナミックドライバーは低域側の再生能力を高めることで、厚みのある豊かな低音再生を可能にするとしている。

ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。またSoCをアップデートし、チップセット内部の信号アルゴリズムが強化されたことで、マイク性能も向上。テレワークなどでの活用もできる、クリアな通話を実現する。

従来から人気の高い「長時間再生」は、引き続き継承する。イヤホン単体で最大18時間と、朝から晩までほぼ1日使い続けることが可能だ。ケースと併用した連続使用は最大60時間。もともとベースモデルは長時間再生力、ノイキャン、マイク性能の高さが好評で、「さらなる高音質化」を期待する声も多かったとのことで、それに応えるかたちでTE-BD11tが開発されたのだという。

新たな取り組みとして、“AVIOT史上最安価格でありながら高音質を実現” したというエントリーモデル「TE-D01gs」も、本日初披露された。他にないスケルトンデザインが大きな特徴で、カラーはブラック/ホワイト/レッド/ブルー/オレンジの5色と、バリエーション豊かな点も嬉しい。

スケルトンデザインは90年代に流行したiMacやゲームボーイなどを彷彿とさせる外観で、手に取りやすい5,000円前後の価格帯で展開予定ということもあり、主に若年層をメインターゲットとしているが、当時若者であった30代後半のユーザーにも是非手に取ってもらいたいと担当者は語る。

価格を抑えつつも、機能面は充実している。IPX7相当の高い防水性能を持ち、aptXもサポート。アプリを通じたカスタムEQ調整にも対応する。なおノイキャン機能は非搭載となるが、外音取り込み機能は備えるなど、昨今のユースシーンに合った利便性も兼ね備える。

昨今完全ワイヤレスイヤホンの市場は高価格/低価格の2つにボリュームゾーンが二分化しているとのこと。TE-D01gsでは手頃な価格で、より良い音と優れた機能を楽しんでもらいたいとアピールされる。

ハート型デザインのハウジングが他にはない魅力の「TE-D01r」も展示。ジュエリーライクな可愛らしい外観ながら、10mmダイナミックドライバーを搭載し、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能も備えるなど、高性能なモデルとなっている。

化粧品のような丸いケースには、開くと装着確認などができるミラーが備わっている。本モデルではミラー周囲にLEDライトも配置され、ケース背面にあるボタンを押すと点灯。いわゆる “女優ミラー” と呼ばれる仕様で、ちょっとしたメイク直しにも使える。またファンデーションやリップといった化粧品が付いてしまった場合にも、軽く水拭きするだけで落としやすいような特殊な塗装も施されている。

同シリーズの新モデルとして本日情報公開された「TE-D01i2」は、ミラー付ケースを初採用し、フェイスプレートをきせかえられる完全ワイヤレスイヤホンとして発売した「TE-D01i」の後継。アクティブノイズキャンセリング機能を新たに搭載し、機能面も強化された。

本日展示された完全ワイヤレスイヤホンはいずれも、日本人の聴覚特性に合わせた製品開発がなされている点が、AVIOTブランドとしての指針であり、大きな製品の特長だと、マーケティング担当の井上脩人氏は説明する。

日本語と英語など他言語とでは、使用される周波数帯域が異なっているとし、それに合わせて日本人の耳に心地よい音作りを徹底しているという。

またAVIOTの特徴として、数々のアーティストとのコラボレーションも挙げられる。これまで多数のコラボレーションを積極的に実施しており、デザイン面だけでなく、音作りにもアーティストの意見が反映されている点も大きな魅力といえる。

ブランド立ち上げから4年、家電量販店での市場シェアはトップ5入りを果たしたとのことで、着実に地位を高めている。その背景には、日本市場に合わせた音作り・製品開発や、コラボレーションモデルなどの多彩な製品展開が、多くのユーザーから支持を集めているからかもしれない。