アップルは1種類のギフトカードでiPhoneやAirPodsなどアップルのデバイス、およびApp StoreやiTunesのコンテンツの購入にも使える「Appleギフトカード」を、先行する米国/カナダ/オーストラリアに続き本日11月10日から日本で販売開始した。

Appleギフトカードはデジタル版と紙のフィジカル版、2種類のカードが販売される。11月10日から先行してアップルのオンラインストアでデジタル版の販売が開始され、続く11月11日からは直営店のApple Storeで紙のフィジカル版が買える。コンビニエンスストアや家電量販店などアップルの直営店以外でのフィジカル版Appleギフトカードの取り扱いは11日以降に順次展開する。

従来はアップルのオンラインストアからフィジカル版のカードを購入して、宅配便等で受け取ったり贈り物にすることもできた。Appleギフトカードはオンラインからフィジカル版のカードが購入できなくなり、メールによりギフトコードを送る形に一本化される。

Appleギフトカードには、従来コンテンツの購入に使用できた「App Store & iTunes ギフトカード」と、デバイスやアクセサリーの購入に使える「Apple Storeギフトカード」の機能が統合される。旧カードはAppleギフトカードの発売後も残高を利用できるが、新規のカード販売は終了する。

オンラインのApple Storeでは個人用が1,000円から50万円の範囲で金額を指定して購入する。そのほかの券種はメールで贈るギフトとして購入する場合は1,500円から5万円。直営店のApple Storeで購入する場合は1,000円から50万円となる。

直営店のApple Store以外で取り扱われるAppleギフトカードの券種は金額固定の場合「1,500円/3,000円/5,000円/10,000円」の4種類。このほかに1,000円から10万円の間で1円単位で金額を指定してチャージできるバリアブルカードがある。

日本での発売当初、フィジカルのカードには5つのデザインが揃う。いずれも世界共通のデザインになるが、今後は日本オリジナルのデザインや年中行事、イベントにちなんだデザインのカードが販売される可能性もありそうだ。

Appleギフトカードの使い方は従来の「App Store & iTunes ギフトカード」と共通。パッケージに封入されている台紙に16桁の引き換えコードが記載されているので、これをiPhoneやiPadのカメラで読み込む。「App Store」アプリを開いて「Today」の画面を下までスクロールするか、またはユーザーアカウントとタップして、「ギフトカードまたはコードを使う」を選択する。キーボードで16桁のコードを入力してもいい。

Macの場合も操作は同様。App Storeアプリを開いてユーザーアカウントのページに入り「ギフトカードを使う」を選択。カメラでコードを読み取るか、キーボードからタイピングする。Windows PCはiTunesアプリ、AndroidデバイスはApple Musicアプリを使って同様にコードを登録する。Appleギフトカードの引き換えコードが読み込めるのは、カードを購入した国と同じ国で発行したユーザーのアカウントに限られる。

なお、例えば5,000円のAppleギフトカードを軍資金にして、オンラインのApple Storeで10,000円の買い物をする際には、残りの不足額をクレジットカードなどを使って支払うことも可能だ。

アップルの様々なアイテムに対して使えるギフトカードが一つになれば、ユーザーにとっては煩雑さが大幅に解消される。アップル製のフィジカルのカードが姿を消してしまうのは残念に思えるかもしれないが、カラフルなアップルロゴの部分は封を開けて取り出すとステッカーになっている。代わりにこのステッカーを世界各国のApple Storeに足を運びながら集める楽しみが生まれそうだ。