サムスン電子は、米ラスベガスの現地およびオンラインで開催されている「CES 2022」にて、ポータブルプロジェクター「The Freestyle」を発表した。米国では1月4日からオンライン予約注文を開始、価格は$899.99。今後数ヶ月内に順次、グローバル市場でも展開予定だ。

プロジェクターに加え、スマートスピーカー、照明デバイスの機能も兼ね備えたポータブルデバイス。最大180度の回転が可能なスタンドを備え、壁だけでなく天井や床、テーブルなどにも映像投影できるとのこと。また質量は830gで持ち運びにも便利だとしている。

画質はフルHD、画面サイズは30インチから最大100インチ(東映距離は約2.7m)の大画面投影が可能。HLG/HDR10信号の入力にも対応する。明るさは550 LEDルーメン、ライト寿命は20,000時間。

オートキーストーンおよびオートフォーカス、オートレベルを備えており、あらゆる角度からの映像投影も自動的に調整し、「毎回完璧な映像表示を提供する」としている。またスマートキャリブレーション機能により、壁の色や照明条件などの環境を自動的に分析して映像の最適化を実現。そのため白壁以外の投影もできるとのこと。

デュアルパッシブラジエーターを搭載し、歪みのないクリーンで深みのある低音再生を実現。また360度の音響構造とすることで、どこからでも高品位なサウンドを体験できるとアピールする。スピーカー出力は5W。

電源はコンセントからの給電に加え、USB-PD対応で、50W/20V以上の出力をサポートする外部バッテリーにも対応し、屋外での使用も可能だ。さらに、標準のE26ライトソケットと接続して使用することも可能。後日発売予定のソケットアダプターを用いることで、追加の配線など不要に天井などへの取り付けもできるとアピールする。

また、同社製スマートテレビと同じSmart TV機能に対応。Amazon Primeビデオをはじめストリーミングサービスを本体のみで投影できる。音声アシスタント機能も搭載しており、Alexa built-inとBixbyに対応し、映像の再生や一時停止、音楽プレイリストの再生などを声で操作できる。

またAndroid/iOSデバイス両対応のミラーリングおよびキャスト機能も装備する。SmartThingsアプリに対応し、互換性のあるスマートフォンのカメラの映像を投影でき、プロジェクター側の明るさと色の設定はスマートフォンの画面上で直接調整できる。

プロジェクターとして使用しない際は、アンビエントモードを利用し、半透明のレンズキャップと組み合わせて照明器具としても使用可能。スマートスピーカーとしても機能するため、再生する音楽を分析して、適した視覚効果の投影も行えるとのこと。

上述したソケットアダプターのほか、バッテリーベースやケースなどの本機用アクセサリーも用意。ワイヤレス機能はWi-Fi、Bluetoothバージョン5.2に対応。端子はMicro HDMI×1、USB-C×1などを装備する。

スタンド部含む外形寸法は、約10.16W×17.27H×9.40Dcm。付属品には充電ケーブルやレンズキャップ、スマートリモコンが同梱される。