イヤホン・ヘッドホンなどポータブルオーディオ機器の祭典『春のヘッドホン祭2022 mini』が、本日4月29日に中野サンプラザで開催。本稿では、同イベントに出展するアユート、ソニー、COMPLY、WiseTech、日本ディックス、Brise Audioのブースの模様をレポートする。

アユートは、同社が取り扱うAstell&KernブランドとULTRASONEブランドの製品を展示。このなかでも、Astell&Kern初となる完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」を聴きに来るユーザーで盛り上がっていた。

AK UW100は、QualcommのBluetoothチップセット「QCC5141」に加えて、32bitのDACチップ「AK4332ECB」を搭載して音質向上を図っていることが特徴。ドライバーには、Knowles社のバランスド・アーマチュア(BA)型をフルレンジで1基搭載する。

またULTRASONEブランドからは、ワイヤレスヘッドホン「ISAR」とワイヤレスゲーミングヘッドセット「METEOR ONE」をアピール。「Signature MASTER/NATURAL/PULSE」の3モデルも並んでおり、新 “Signatureシリーズ” の聴き比べができるようになっていた。

ほか、アユートではAstell&Kernのポータブルプレーヤー「A&ultima SP2000T」「A&norma SR25 MKII」や、ハイレゾDAP「SE180」専用のDACモジュール第4弾「SEM4」が展示。そして参考出品として、写真は禁止だったものの、「未発表のDACアンプ」も聴けるようになっていた。

ソニーは同社のカスタムイヤホン「Just Ear」を中心にブースを出展していた。モニター/リスニング/クラブサウンドの音質プリセットモデルを展開する「XJE-MH2R」は全種類を用意。「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」といったプレーヤーも用意されていて、組み合わせての試聴や、「MDR-CD900ST」などモニターヘッドホンを聴くことができた。

エントリージャパンは、同社が取り扱うCOMPLYのイヤーピースをアピール。販売も行われており、愛用のイヤホンでサイズを確かめてから購入できる。さらに、日本発売未定の新タイプ「AWARE」も展示。装着の圧迫感を減らしつつ遮音性を抑えたというモデルで、会場でユーザーの意見を聞きつつ検討を行うとのことだった。

WiseTechでは、同社NOBUNAGA Labsブランドのリケーブルを多数出品。こちらでも新製品が人気で、本日発売開始したばかりの8芯構成リケーブル「INSPIRE NEO」シリーズを目当てに来場するユーザーが多いとのことだ。

さらに参考出品として「Palladium(仮)」が展示。4N純銀にパラジウムメッキを施した8芯ケーブルとなり、5万円程度で7月くらいの販売を考えているという。すでに線材は入手しているものの、追加で手に入れるかわからないとのことで、「(初回ロットで終了の)幻のケーブルになるかも」と担当者は話していた。

日本ディックスは、6NOFC線材と純銀線材を使用する8芯編みリケーブル「Luna plena/nova」をアピール。Luna plenaはプラス側に純銀線/マイナス側に6N OFC線、Luna novaは逆にプラス側は6N OFC線/マイナス側は純銀線を使用する。同じ線材をプラスとマイナスで入れ替えるだけで音が変わることから、ぜひ聴き比べてほしいとのことだ。

また、同社開発のコネクター「Pentaconn Ear」を採用するイヤホンとして、2022年発売予定のNUARL「X147(仮称)」を参考出品(NUARLブースでも展示)。また同じく参考出品として、Pentaconn Ear/4.4mmプラグ採用の「シークレットな試作機」(写真不可)が3種類展示されていた。

Brise Audioのブースでは、今月発売したばかりとなるスタンダード新モデル「ASUHA-LE」が注目を集めていた。今回のヘッドフォン祭は事前登録ということもあり、「目的意識のあるユーザーが多い」(担当者)とのこと。15分は短い方で、1時間以上試聴するユーザーも多いようだ。

展示されているなかでは最上位モデル「YATONO-Ultimate」も人気だという。昨年発売のモデルだがイベント出展は初とのことで、聴いた瞬間に「おぉ!」となる来場者も少なくないらしい。ほかにもヘッドホンアンプ「TSURANAGI」(2022年2月初旬から順次出荷)もイベント初出展のため、こちらを求めて訪れるユーザーもいるようだ。