MUSINは、同社取り扱いブランドShanlingより、ダイナミック型イヤホン「MG600」を6月17日(金)に発売する。価格はオープンだが、税込71,500円前後の実売が予想される。

同社がダイナミックドライバー採用イヤホンの設計で培ったノウハウを最大限活かし、その集大成として、これまでにない新しい技術を取り入れて開発したという次世代ダイナミックドライバーを搭載したイヤホン。

10mm径のドライバーは、振動板に強靭さを持つカーボンとグラファイトの複合繊維を新採用。ボイスコイルとマグネットには、高品質な日本製のものを使用している。

また、ドライバーのパーツを収めるハウジング部には、堅牢な「アルミニウム-マグネシウム合金ドーム」を採用することで、歪みの発生しやすい高音域の特性を効果的に向上。これらの新技術によってダイナミックドライバーが得意とする「深みのある低域表現」をより確かなものとし、過渡応答に優れた「キレの良いクリアなサウンド」を実現したという。

シェルの素材には、樹齢100年のメープル材に樹脂と塗料を浸透させて製造する「スタビライズドウッド」を使用。その形状についても新たに設計を施し、耳のくぼみにしっかりとフィットする装着感を実現。ブランド史上最小、かつ本体片側3.3gと最軽量なため、本体の重みで装着ポジションがずれる心配はないとしている。

また、空気の流れを妨げないセミオープン音響構造により、ダイナミックドライバーのポテンシャルを最大限引き出し、ダイナミックレンジとサウンドステージの拡張を実現。耳への過剰な音圧を減らす効果もあり、長時間の使用においても疲労感の少ないリスニングが可能になっているとのこと。

本体の部材を木材としたことで、サウンドチューニングについても「温もり感」「滑らかさ」「ナチュラル」といったキーワードを念頭に実施。帯域的には少し主張の強い低音域と、ボーカルをはじめとする中音域にフォーカスされているようなバランスに仕上がっており、それほどジャンルを選ばずどんな音楽でも自然に再生するという。

付属のケーブル(約1.3m)は、本体との理想的なマッチングを考慮し、高純度の単結晶銅を6本、銀メッキ銅を2本編み込んだ8芯構造のハイブリッド導体を使用。さらに1本ごとにそれぞれシールドと特殊なコーティングを施すことで、優れた取り回しと高耐久性を実現したとしている。コネクターはMMCX、プラグは2.5mm/3.5mm/4.4mmを交換できるモジュラープラグを採用する。

その他付属品として、キャリングケース、クリーニングツールのほか、本機のサウンドチューニングの際にもリファレンスイヤーピースとして使用されたSpinFit「CP100」を同梱。同社製イヤーピースとあわせて計13ペアを同梱する。

再生周波数帯域は20Hz - 40kHz、感度は105±3dB、インピーダンスは22Ωとなっており、日本オーディオ協会が定めるハイレゾオーディオ認証も取得している。質量は先記の通り片側3.3gとなる。