エミライは、同社の取り扱うNoble Audioより、Knowles製とSonion製の異なる2種のBAドライバーを合計8基搭載したマルチBAユニバーサルIEM「KADENCE」と、ハイブリッド構成ユニバーサルIEMの新スタンダードモデル「JADE」の2機種を、7月下旬より発売する。価格はオープンだが、KADENCEは税込242,000円前後、JADEは税込179,300円前後での実売が予想される。

KADENCEでは、同ブランドがこれまで使用することも多かったKnowles製BAドライバーに加え、Sonion製のBAドライバーを合わせて搭載したマルチBA構成を採用。この2メーカーの組み合わせはブランド初の試みという。

Sonion製ドライバーには、特に低域に定評のあるドライバーを使用。Knowles製ドライバーと組み合わせることで、よりハイエンドモデルとしての完成度が格段に上がったとし、これによりNoble Audio創業者 “Wizard” ことジョン・モールトンの狙った音を正確に実現できたとしている。

筐体は特徴的な3Dプリント樹脂ハウジングを採用し、KADENCEのロゴとNobleのクラウン・ロゴをあしらったアクリルアセテート製フェイスプレート仕上げとする。フェイスプレートはグレーがかった色合いで、模様は左右を含め1つずつ異なるとのこと。ノズル部にはフィルターを装着したパーツを用いており、その素材には耐食性が高く長期使用に適するというステンレスを採用している。

コネクター部は0.78mm規格の2pinタイプを使用。付属ケーブルは導体にOCC銅を用いた着脱式の8コアアップグレードケーブルを採用する。プラグ部は3.5mmを装備する。再生周波数帯域は8Hz - 28kHz、感度は113dB SPL/mW、インピーダンスは28Ω。

「JADE」は、音楽制作者の意図を忠実に再現するモニター・タイプの音質を追求したというモデル。10mmダイナミックドライバー1基と、BAドライバー4基のハイブリッド構成を採用。BAドライバーは本機が目指すリファレンスタイプの音質を実現するべく選定されたという。

本機もまた3D樹脂ハウジングを採用。こちらもNobleのクラウン・ロゴと、製品名JADEの文字をデザインしたフェイスプレートを用いている。フェイスプレートはアクリルアセテート製、ジュエリーのように高級感のある深緑色で、本機もまた1つずつ異なる模様に仕上げられている。ノズル部は同様に、フィルター装着したステンレス製パーツを用いている。

付属ケーブルはこちらも着脱式の8コアアップグレードケーブルを採用。0.78mm規格の2pinコネクタ、3.5mmプラグを装備する。再生周波数帯域は15Hz - 25kHz、感度は110dB SPL/mW、インピーダンスは17Ω。